最上級のプラチナカードとして高い人気のあるアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(通称:アメックスプラチナ)。
2018年末にはプラスチック製から金属製に生まれ変わったことで更に重厚感が増したこのアメックスプラチナですが、ほんとうに持つべき価値があるクレジットカードなのか、気になっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はアメックスプラチナを専門家目線で徹底分析。
そのメリットやデメリットをわかりやすく解説していくので、アメックスプラチナを作るべきかどうかで迷っている方は是非、参考にしてみてくださいね。
- アメックスプラチナの基本知識:
- アメックスプラチナの保有メリット:
- アメックスプラチナのデメリット:
- その他のアメックスプラチナ情報:
- よくある質問とその答え:
- アメックスプラチナの詳細データ表:
- さぁ、アメックスプラチナを作ろう:
アメックスプラチナの基本知識:
直接申込が可能になったプラチナ:
まず、ご存じの方の多いように、もともとアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは直接申込ができない招待制のクレジットカードでした。
それが2019年4月にアメックス側の方針が180度転換。
現在では誰でも申込可能なプラチナカードとなったため、アメックスプラチナが欲しい方は下記公式サイトから申込ください。
もう招待状を待つ必要性もなければ、アメックスプラチナ保有者から紹介してもらう必要もありません。
金属製のクレジットカードが発行される:
次にアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは従来、他のクレジットカードと同様にプラスチック樹脂製のカードでしたが、現在では金属製のクレジットカードに変更。
- 従来:プラスチック製
- 現在:メタル製(金属製)
メタル製のプラチナ・カード
スタイリッシュなメタル素材を採用したこの一枚は、魅力あふれる特典やサービスで、あなたらしい輝きに満ちた毎日をサポートします。
それゆえ、アメックスプラチナを人前で使うと、『なんだこの金属で出来たクレジットカードは!?』と周りに驚きを与えられるようになりました。
そのインパクトはみなさんの想像以上に大きいです。
保有するために必要な費用まとめ:
そんなアメックスプラチナを保有するために必要な費用は下記の通り。
手数料費用 | 費用 | 解説 |
---|---|---|
入会金 | 無料 | 入会にはお金はかかりません。 |
発行費 | 無料 | 発行費が別途取られることは無し。 |
事務手続き | 無料 | 手続きにかかる費用は不要。 |
年会費 | 16万5,000円(税) | 1年間、保有するためにかかるお金が16万5,000円。2年目も同様にこの費用がかかります。 |
解約手数料 | 不要 | 解約費が取られることはありません。 |
年会費の欄に16万5,000円との記載がありますが、これは誤表記でもなんでもなく、アメックスプラチナを保有するために必要になってくる費用で間違いなし。
しかも年会費は「1年間持つために費用なお金」でしかないので、2年、3年と持ち続ければ下記のように会費負担だけでもとんでもない金額になります(苦笑)
- 1年間保有:16万5,000円(税込)
- 2年間保有:33万円(税込)
- 3年間保有:49万5,000円(税込)
- 4年間保有:66万円(税込)
- 5年間保有:82万5,000円(税込)
率直、かなりの負担だなぁ…と思えるのではないでしょうか。10年も持てば最新の軽自動車くらい買えそうです。
年会費を払えない人は持つ資格なし:
ただこれは逆に言うと、アメックスプラチナを保有している人は16万5,000円の年会費を払えるだけの余裕がある人ってこと。
- 資産家の人:作れる
- 収入が高い人:作れる
- 収入が低い人:なかなか作れない
結果としてそれがこのカードのステータス性の高さに繋がっているので、アメックス側もあえて年会費を高めに設定してる可能性はありそうです。
アメックスプラチナの審査基準:
ここで肝心の入会条件ですが、アメックスプラチナの公式な入会基準というものは今のところ公表されておりません。
しかし、インターネット上の口コミ等を確認するとなんとなくその審査基準が見えてくるもの。そこで当サイト『クレジットカードの読みもの』ではわかりやすく、職業別にアメックスプラチナの審査基準を推測してみました。
対象 | 審査 | 対象 | 審査 | ||
---|---|---|---|---|---|
会社経営者 | 大企業経営者 | ○ | 公務員 | 国家公務員 | ○ |
大企業役員 | ○ | 地方公務員 | ○ | ||
中小企業経営者 | ○ | 団体職員 | ○ | ||
中小企業役員 | ○ | 士業 | ○ | ||
正社員 | 上場企業勤務 | ○ | 個人事業主 | 医療関係 | ○ |
大企業勤務 | ○ | 不動産収入 | ○ | ||
中堅企業勤務 | ○ | 店舗経営 | ○ | ||
小規模企業勤務 | ○ | 自由業 | ○ | ||
非正規雇用 | 契約社員 | ○ | 学生 | 大学院生 | × |
期間工 | ○ | 大学生 | × | ||
派遣社員 | ○ | 専門学校生 | × | ||
アルバイト | △ | 短大生 | × | ||
パート | △ | 高校生 | × | ||
家内労働者 | △ | 中学生以下 | × | ||
年金受給者 | ○ | 無職 | 資産あり | △ | |
専業主婦(主夫) | △ | 資産なし | × | ||
生活保護 | × | 家事手伝い | × |
ご覧のようにアルバイトやパート勤務の方にとっては作成がやや難しいクレジットカードですが、正社員や経営者にとっては比較的ラクに作れてしまう感じ。
決して『自分ではアメックスプラチナの審査に通らないのではないか?』と思う必要性はないようです。
審査基準は年会費を払えるかどうか:
あと、アメックスプラチナの作成に必要な年齢はどうなのか…というと、こちらは10代でなければ問題なく作れそうな状況。
加えて、業界内の噂としてチラホラ聞こえてくる情報をお伝えすると、アメックス側では『高額な年会費を払える人であれば発行対象になる(年会費が払える人=お金に余裕がある人=発行対象)』と考えてるフシがあるので、必要年収については100万円や200万円でも問題ないと推測されます。
- 年齢:20歳以上なら入手可能
- 年収:いくらでも可
つまり大学を卒業したばかりの新卒社会人でも、年会費を払う覚悟さえあれば入手できるチャンスがあるってこと。
職業が不安定、年収が足りない、年齢が若いなどの理由で申込を自粛する必要はありません。
紛失&盗難時の補償について:
アメックスプラチナの基礎知識、最後は紛失&盗難時の補償について…なんですが、こちらもしっかり完備。
下記記述のようにアメックスプラチナを紛失してしまったり、盗まれてしまったときの損失についてはその発覚からさかのぼって60日以内であれば全額補償される仕組みなのでご安心ください(詳しい例外事項等は規約参照)。
カードの紛失、盗難などについて本条第1項の届出がなされた場合においては、その届出を当社が受け取った日から遡って60日目以降に生じたカードの不正使用については、基本カード会員は、支払責任を負わないものとします。
ネット通販サイトからの漏洩も大丈夫:
また、この盗難&紛失時の補償には、ネット通販サイト等で起きた情報漏えいにおける損失も含まれているため、アメックスプラチナを楽天やAmazon等で利用した時に受けた損失もまったく問題なし。
是非、街中での支払いだけでなく、ネット通販等での支払いにも安心してアメックスプラチナを利用してもらえればと思います(不正利用時の損失補てんについては下記記事も参照)。
戸籍上の家族以外にも家族カード発行可能:
日本国内で発行されている多くのクレジットカードでは、家族カードを戸籍上の配偶者や親、子供等にしか発行できないのですが、アメックスプラチナでは下記の方にも家族カードを発行可能(詳細はこちら)。
- 内縁関係の配偶者
- 結婚を予定している婚約者
- 育ての親
- 同性の配偶者
- 別れた配偶者の子供
もちろんその支払責任は元となるアメックスプラチナを持つ人の責任にはなってしまいますが、戸籍上の家族以外にも家族カードを使わせたい要望を持っている方には面白い1枚になるのではないでしょうか?
大切な人への感謝と信頼を、家族カードを渡すことで伝える。そんな愛情の伝え方もアリですよ。
アメックスプラチナの保有メリット:
ここまででアメックスプラチナの基礎知識がわかったところで、ここから先はその保有メリットについて。
かなりたくさんの保有メリットが存在しますが、これらのすべてを上手に活用できる方はわずかだと思うので、自分にとって使えるメリットがあるかどうかを確認いただければな…と思います。
金属製カードのインパクト大:
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード最大の保有メリットは、人前でこのプラチナカードを使うだけで伝わるそのステータス性です。
特に金属製クレジットカードへ切り替わってからの効果は絶大。
前述のようにお店で使えば『なんだこのクレジットカードは!?』と驚いてもらえること間違いなしですし、異性や部下の前で利用すればあなたのステータスを周りにアピールできることでしょう。
とにかく持ってるだけでOK。それがアメックスプラチナの魅力です。
お店の照明でキラリと光る:
ちなみに。
男性の中には女性にステータスカードを見てもらうために、わざと財布から出す様子を見せたり、床に落としてみたりする姑息(?)な方が少なからずいるんですが、こういう行為って逆効果になることが多いんですよね(苦笑)
その点、アメックスプラチナの場合にはわざと女性に見せつけたりしなくても、お店の照明に反射してキラリと光る金属製なので、アピール無しにその存在に気づいてもらえるメリット有り。
- 他のステータスカード:周りに気付いてもらいにくい
- アメックスプラチナ:存在感が強いので気付いてもらいやすい
それゆえ、『俺はこんなにも凄いんだ!』と自慢してしまうタイプの方は、自分から自慢しなくても良いアメックスプラチナの保有を検討ください。
その存在感の高さが、あなたの味方になってくれるはずです。
コンシェルジェを秘書代わりに使える:
アメックスプラチナの保有メリット、2つ目は「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」と呼ばれるサービスを無料利用できる点です。
こう書くと『コンシェルジェって何?』と思われた方も多いと思うのでカンタンに説明すると、コンシェルジェとはあなたの代わりにあれこれと動いてくれる秘書や執事のようなサービスのこと。
プラチナ・コンシェルジェ・デスク
プラチナ・カード会員様専用窓口「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」では、24時間365日、カードやサービスのお問い合わせ、旅のご準備やレストランのご予約など、各種ご要望を承ります。
たとえば飛行機や新幹線などのチケット手配から接待用に利用するレストランや料亭の予約代行などなど、コンシェルジェデスクを利用すれば幅広い要望に無償で応えてもらえます。
依頼できる内容はアメックスで払えるもの:
では、コンシェルジェデスクにはどのような作業を代行してもらうことが出来るのか…というと、主に下記のようなものに対応可能。
依頼内容 | 解説 |
---|---|
国内旅行や海外旅行の手配 | パッケージツアーの予約や、航空機等の移動手段の確保を代行してくれる。海外にも支所があるため、現地の実情に沿った提案をしてくれるメリットも。 |
旅行プランの作成 | 『フランスに行ってミシュラン店をめぐりたい!』といったような希望にあわせた旅行プランを作ってくれる。オリジナルな旅行に行きたい方に。 |
ホテルの予約代行 | 旅行や出張先の日程にあわせて、適したホテルを予約してくれる。コンシェルジェ経由で予約することで優待や特典が受けられる場合も。 |
料亭やレストランの予約代行 | レストラン等の予約代行を受けてもらえる。なかなか予約ができないお店も、飲食店との関係性が強いアメックスでなら確保できる場合も有り。 |
新幹線や飛行機のチケット手配 | 旅行や出張の日程にあわせて、新幹線切符や飛行機のチケット手配を代行してくれる。また、取引先等を呼び寄せる際のチケットを手配し、取引先に送付してくれることも。 |
ブランド品等のショッピング代行 | 『ハワイの○○ブランドのお店で見かけたバッグを取り寄せて欲しい!』といったような、希望商品の取り寄せ代行にも応じてくれる。国内で入手困難な商品の取り寄せができる場合も。 |
フラワーギフトや祝電の手配 | 取引先へのフラワーギフトや、友人・知人等への祝電の手配など、冠婚葬祭に役立つ手配も代行してくれる。 |
これだけを見ると、そんなの別に自分で電話すればいいだけでしょ?コンシェルジェデスクを通すだけ面倒じゃん…と思われる方もいるかもですが、コンシェルジェデスクでは時間がかかる調査をも代行してくれるのが大きな強み。
例をあげると
- 『○月○日に30人で宴会を開きたいんだけど、個室が利用可能な新宿駅近くの居酒屋を探してほしい。ただ予算が少ないので、飲み放題付きで4,500円以下に抑えてくれ!』
- 『3日後に取引先を接待するんだけど、どうやら夜景と〆鯖が好きらしい。秋葉原駅近くで美味しい〆鯖が食べられるお店で、夜景がきれいなお店を探してほしい。』
- 『今度、イタリアに旅行するんだけど、せっかくなのでユヴェントスかACミランのサッカーを観戦したい。○月○日開催予定の試合チケットを取得できるか?できれば自由席ではなく、安全に観戦できる指定席の中で中央寄りの席を確保してほしい。』
といったムチャな要望でも問題なく依頼可能です。
時間に価値を感じてる方向けサービス:
こんな風に自分でやろうとすると3~4時間近く取られてしまう作業を丸投げできるのは、雑務に時間を取られたくないビジネスパーソンにとって有り難いサービスになるはず。
- コンシェルジェ利用可能:雑務を丸投げできる
- 使えない場合:雑務は自分でするしかない
なにせ1日が24時間しかないのは誰にとっても同じなので、こういったサービスを活用してうまく、仕事やプライベートの時間効率を高めてもらえればな…と思います(その他の活用事例については下記記事を参照)。
高級ホテルへの宿泊がお得になる:
アメックスプラチナの保有メリット、3つ目は世界中にある高級ホテルや宿泊施設がお得になる、『ファイン・ホテル・アンド・リゾート』が利用できる点です。
ファイン・ホテル・アンド・リゾート
「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」は、世界1100ヶ所以上の優雅でスタイリッシュなホテルやリゾート施設が参加する、カード会員様のための特別なプログラムです。
「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」参加ホテルでの宿泊をご予約いただくと、数々の魅力ある優待特典ともに、ホテルに到着された瞬間から、洗練されたおもてなしをご堪能いただけます。
- チェックイン時の空室状況により、12:00よりチェックイン
- チェックイン時の空室状況により、お部屋をアップグレード
- ご滞在中の朝食をサービス(2名様まで)
- 客室内のWi-Fi無料
- チェックアウト時間の延長(16:00まで)
- ホテルのオリジナル特典
このファイン・ホテル・アンド・リゾート経由でホテルを予約すると、正直なところ、楽天トラベルや一休といった宿泊サイト経由で予約するよりも宿泊料はやや高め。
それゆえ、最安値でホテルに宿泊したい方にとってはそこまで魅力的なサービスではないんですが、アメックス経由で予約することによって使える優待&特典を考慮すると、なんだかんだで一番お得になることが多いんですよね。
コスパで考えると安くなる、そんな感じでしょうか。
高級ホテルの朝食無料は1万円の節約に:
余談ですが、ファイン・ホテル・アンド・リゾート優待の中で個人的に気に入っているのが、朝食が2名分無料になるサービスと、室内に16時まで滞在可能なレイトチェックアウトの2つ。
まず、朝食代が無料になるサービスですが、ファイン・ホテル・アンド・リゾートの対象となるような宿泊施設では朝食代が1人あたり5,000円前後に設定されていることが多いため、貧乏根性が染み付いてしまっている私のような人間だと朝食を注文できないんですよね(下記はフォーシーズンズホテル丸の内の朝食価格)
【ブレックファストブッフェ】季節のフルーツ、ベーカリーセレクション、卵料理などバラエティ豊かな朝食を:5,340円
その点、ファイン・ホテル・アンド・リゾートを利用すれば問答無料で朝食代が2名分無料になるメリット有り。
- 通常の宿泊:1食5,000円の朝食を付けるのは抵抗あり
- アメックスプラチナ:1食5,000円の朝食が2名分無料に
これはたとえ5,000円の朝食代でも無料になるので、金額を気にせず、優雅に朝ごはんを食べられる点が気に入ってます。
レイトチェックアウトで部屋を堪能する:
次に、私が16時まで滞在可能なレイトチェックアウトを好きな理由も、貧乏性由来。
ファイン・ホテル・アンド・リゾートで宿泊可能なホテルはだいたい1泊7~20万円程度の超高級ホテルが多いため、朝10~11時にチェックアウトをしてしまうと、なんか勿体ないなぁ…と思えてしまうんですよね。
だからこそ、16時までダラダラと部屋に滞在できる優待があると、高級な部屋を思う存分に堪能できる分だけ満足度アップ(笑)
- 朝早くチェックアウト:宿泊代が勿体無い
- 夕方16時にチェックアウト:部屋を堪能可能
時間にして5~6時間も長く部屋に滞在可能となるわけですから、全体的なコスパで考えると楽天トラベル等でホテル予約するよりも、ファイン・ホテル・アンド・リゾート経由でホテル予約をしたほうがお得になるんです。
結果、私と同様に『せっかく高いホテルに泊まるなら、部屋でゆったりとした時間を過ごしたい!』と思う方は是非、活用ください。
年に1回、無料でホテル宿泊可能:
アメックスプラチナの保有メリット、4つ目はフリー・ステイ・ギフトといって、年に1回、無料で国内ホテルに宿泊できるチケットが貰える点です。
フリー・ステイ・ギフト
毎年カードを更新いただくと、1年に1度、国内の対象ホテルでご一泊いただける無料ペア宿泊券をプレゼントします。週末や休暇のご旅行にご利用ください。
こちらには残念ながらリッツカールトンやグランドハイアット等の高級シティホテルは含まれませんが、ヒルトンやハイアットリージェンシー等のホテルが対象に含まれるため、旅行好きな方には嬉しい特典になるはず。
加えて東京だけでなく大阪や福岡といった地域にあるホテルも対象となっているので、ビジネス出張の際に使うことだって可能ですよ。
うまくいけば4~5万円の宿泊費節約に繋がることでしょう。
富裕層向けとしてはやや物足りない:
尚、フリー・ステイ・ギフト券が利用できるのは日曜日、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日の宿泊がメインで、金曜日や土曜日には使えないことが多いです。
- 日曜日、月曜日、火曜日、水曜日、目標日の宿泊:利用可能
- 金曜日、土曜日の宿泊:利用できないことが多い
他にもゴールデンウィークや年末年始も利用対象外となること、フリー・ステイ・ギフトの期限ギリギリになると宿泊予約が難しくなることあたりがその落とし穴。
無料宿泊を楽しみたいなら、期限にゆとりをもった予約&利用がおすすめです。
家族カードが4枚まで発行無料:
アメックスプラチナの保有メリット、5つ目は家族カードの発行が4枚まで無料になる点です。
家族カード
基本プラチナ・カード会員様が希望される18才以上のご家族の方に、お一人様につき1枚の家族カードを、4枚まで年会費無料で発行いたします。
このメリットを利用すれば、年会費が高いアメックスプラチナを2人、3人で利用できるためコスパが大幅に改善。
もちろん家族カード保有者でもコンシェルジェサービスは利用可能ですし、ファイン・ホテル・アンド・リゾートで高級ホテルに泊まることだって可能なので、使い方次第では家族みんなでアメックスの世界を堪能できるメリットがあります。
保証強化目的で発行を:
加えて、詳しくはこちらの公式サイトをご覧いただければと思いますが、アメックスプラチナには海外旅行傷害保険やショッピング保険、キャンセル・プロテクションなどなどの様々な保険が付帯。
家族カードを発行すればこれらの保険の保証内容を強化できるため、積極的に両親や子供に家族カードを発行し、家族を守ってあげてください(下記引用部分は海外旅行傷害保険の保証について)。
- 自分1人で利用:家族への保証は最低限
- 家族カード発行:家族でも手厚い保証を受けられる
家族カード会員ご本人様の傷害死亡・後遺障害保険金額は最高1億円です。ご旅行前に日本国内にてプラチナ・カードで日本出入国のために時刻表に基づいて運行される国際航空機または国際船舶のチケットやパッケージツアーの料金をお支払いになられた場合(また、日本国内でのカードによる購入がなくても、出国後に海外で初めて時刻表に基づいて運行される被保険者の公共交通乗用具のチケットの料金をカードでお支払いになった場合も、その購入のときから上記補償期間終了までの間)に適用されます。
前記条件を満たさない場合には、補償が適用されませんのでご留意ください。
特に自分が旅行に帯同しない、配偶者のみの旅行や両親だけの旅行の際に活躍しますよ。ショッピング等での利用予定がない場合でも、発行しておくほうがお得です。
海外で使える空港ラウンジが豊富:
アメックスプラチナの保有メリット、6つ目は海外空港に設置されている空港ラウンジを幅広く使える点です。
アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション
世界1,200ヶ所以上の空港ラウンジがご利用できます。プラチナ・カード会員様専用の「センチュリオン・ラウンジ」をはじめ、「デルタ スカイクラブ」、「プライオリティ・パス・ラウンジ」など世界中の空港でご搭乗までのお時間をゆったりとお過ごしください。
【7つのラウンジ・プログラム】
- センチュリオン・ラウンジ
- インターナショナル・アメリカン・エキスプレス・ラウンジ
- プライオリティ・パス
- デルタ・スカイクラブ
- エスケープ・ラウンジUS
- エアスペース
- プラザ・プレミアム・エアポート・ラウンジ
中でもプライオリティパスは、世界中の主要空港にある空港ラウンジが利用できる年会費にして469ドル(日本円にして5万円弱)の会員制度。
このプライオリティパスをアメックスプラチナを保有しているだけで無料利用できるのは、海外旅行や海外出張が多い方にとっては大きなメリットになるのではないでしょうか?
- 通常加入:年間469ドルの費用が必要
- アメックスプラチナ保有者:年会費無料で利用可能
プライオリティ・パスの会員資格を無料で取得いただけます。
プラチナ・カード会員様は、プライオリティ・パスの会員資格を無料で取得いただけます。プライオリティ・パスをご利用いただくことで、世界1,200ヶ所以上のプライオリティ・パス・ラウンジにて、ご搭乗までの時間をゆったりとお過ごしいただけます。
ご同伴者様も1名様までラウンジを無料でご利用いただけます。
しかも同伴者1名も無料でラウンジ利用できるのも、アメックスプラチナならではの強みです。
家族会員もプライオリティパス発行可能:
さらにさらに、アメックスプラチナの凄いところは、家族カード会員に対してもプライオリティパスを無料で発行してくれる点。
当然、家族会員向けに発行されたプライオリティパスでも同伴者1名が無料になるため、たとえば夫婦+友人夫婦2名で旅行に出かける際、4人で空港ラウンジを無料利用する…なんてことだって出来てしまいます。
- 夫婦2人:それぞれプライオリティパス利用
- 友人夫婦2名:同伴者1名無料×2で2名無料に
もはや太っ腹以外のなにものでもありません。
他にもメリットや優待が多数:
この他にもアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードには様々な優待やサービスが多数付帯。
それらを1個1個説明していくと文庫本レベルの文章量になってしまうため、今回は主なサービスのみを紹介させていただきました(すべて知りたい方は下記サイトを参照)。
これらの全容を見てもらえると、『アメックスプラチナって年会費が高いのも納得だな…』と感じてもらえるものと思いますよ。
実はAmazonでの支払いにも強いアメックスプラチナ:
あまり知られていませんが、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードで無料利用可能なメンバーシップ・リワード・プラスのボーナスポイントプログラムを利用すれば、Amazonでの支払いがお得になるメリットも。
- 通常利用:100円あたり1ポイント
- Amazon利用:100円あたり3ポイント
さすがにアメックスプラチナの年会費分をこのポイント獲得だけで回収するのは難しいですが、提携する航空会社のマイルに交換すれば無料の海外旅行も夢ではありません。
Amazon利用が多い方は是非、活用ください(他、Yahoo!ショッピングやJALの航空券購入などでも100円あたり3ポイント獲得とお得)。
アメックスプラチナのデメリット:
ここまでアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの保有メリットを解説してきましたが、今度はその逆のデメリットについて。
これらのデメリットを考慮した上でも尚、保有したいと思えるかどうかをご確認ください。
年会費がとにかく高い:
アメックスプラチナ最大のデメリットといえば、やはり年会費が非常に高いこと。
1年間保有するだけで16万5,000円(税込)の費用が必要になるってことは、5年、10年と持ち続けるとちょっとした自動車を購入できるほどの負担になるため、現時点でそれだけのお金を出せる余裕がない方は他のカードを作成ください(他のおすすめプラチナカードは下記記事参照)。
無理に背伸びをして良いことなど1つもありません。
サービスを活用できるなら価値あり:
ただ、ここまで詳しく解説してきた通り、アメックスプラチナには年会費に相当する価値があるのもまた事実。
コンシェルジェサービスやファイン・ホテル・アンド・リゾート等を利用すれば年会費の元を取るくらいの恩恵が受けられる可能性もありますし、保有することによって得られるステータス性に価値を感じる方も多いはずなので、年会費を高いと思うかどうかは人それぞれといったところですね。
加えて家族カードを利用すれば家族みんなでアメックスプラチナの優待&サービスを使える点も大きなメリット。
- 自分1人で利用:年会費は割高かも
- 家族みんなで利用:年会費負担は割安に
これらを踏まえ、みなさんにとって年会費負担が高いかどうかを考えてもらえればなと思います。
メタルカードは基本会員のみの発行:
アメックスプラチナのデメリット、2つ目は金属製のメタルカードを発行できるのはアメックスプラチナを申込した本人のみな点。
- 基本会員:メタルカード
- 家族会員:プラスチック製カード
- セカンドカード:プラスチック製カード
残念ですが家族カードは従来のプラスチック樹脂製のクレジットカードしか発行できないので、家族にもド派手な金属製カードを持たせるのは現状では難しいようです。
Q.家族カードはプラスチック製のままですか。
はい。メタル製プラチナ・カードは基本カード会員様のメインカードとしてのみ発行し、家族カードやセカンド・プラチナ・カードは従来通りのプラスチック製での発行になります。
金属製ゆえに使いにくい場所も:
あと、アメックスプラチナは金属製のメタルカードゆえに、一部の自動精算機や店舗でクレジットカード払いを利用できないデメリット有り。
- 金属製対応のカード決済機:利用可能
- 金属製対応不可の決済機:使えない
しかしながら、そういった金属製カード不可の決済機はそこまで多いわけではないので、利用する際に不便さを感じることはそこまでありません。
それでも尚、『不便で不便で仕方ないっ!』と思うなら、プラスチック製のセカンドカードを発行することで対応することも可能。
セカンド・プラチナ・カード
基本プラチナ・カード会員様専用に、もう一枚のプラチナ・カード「セカンド・プラチナ・カード」を年会費無料でご用意いたします。
基本プラチナ・カード会員様のご利用代金明細書に、カード別にご利用明細が記載されますので、プライベートとビジネス、国内と海外など、用途に応じてお使い分けいただけます。
そうすればメタルカードが使えるお店ではメタルカード、使えない場所ではセカンドカード…といった具合に使い分けが可能になるため、不便さを感じることもなくなりますよ。
海外で使えるお店が少ない:
アメックスプラチナのデメリット、3つ目は海外で使えるお店がVisaカードやMastercardと比べると少なめである点。
これ、日本国内だとアメックスはJCBと提携をしているために使えるお店で困ることはそこまで多くはないのですが、海外の場合には顕著に使いにくいことがある点は覚悟してください。
- 日本国内:使える場所は非常に多い
- 海外:使えるお店が少ない
但し、海外は海外でも外国人観光客がよく立ち寄るような人気観光地や、高級ホテルや高級レストランといったお店ではアメリカン・エキスプレス決済に対応してくれるところも多い感じ。
あくまで使えないのは街中にある一般大衆店舗などとなるので、こういったところでもクレジットカード払いを使いたいならアメックスプラチナとは別に、VisaカードやMastercardを持っていくほうが安心でしょう。
詳しくは下記記事を参考にどうぞ。
お金に余裕がないと使えない優待が多い:
アメックスプラチナの隠れた欠点としては、ほとんどの優待やサービスが富裕層向けに用意されている点。
中にはアメリカン・エキスプレス・コネクトなどの、コンビニやユニクロ等で使える割引クーポンが発行されるサービス等もありますが、大抵は1泊7~10万円くらいするような高級ホテルや、1食1万円以上するコース料理を出す高級レストラン等が優待の対象となっているので、お金にゆとりがない方だと優待をうまく活用できないこともありそうです。
- お金持ちの人:使える優待が多い
- 中間所得層の人:使える優待がやや少ない
こういった面でも、無理に背伸びして作るべきプラチナカードではないのかもしれませんね。まさに富裕層向けです。
その他のアメックスプラチナ情報:
その他、アメックスプラチナに関連する情報をまとめておきます。細かいところまで知りたい方はお読みください。
JALラウンジが使える上級会員資格は終了済み:
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード保有者であれば、過去、無条件でキャセイパシフィック航空の上級会員になれる人気サービスがありましたが、こちらは2014年頃に終了済み。
このサービス、なにがそんなに魅力的だったのかというと、キャセイパシフィック航空の上級会員資格を持ってるとJALラウンジが無料利用できたことなんですよね(公式サイトに記述があるように、キャセイパシフィック航空の上級会員資格を持ってると同じ航空アライアンスの日本航空でも特典が利用できた)。
パートナー特典
お客様のご旅行において、キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空のみならず、すべてのoneworld加盟航空会社でも特典をご利用いただけます。
地上では、ホテルやレンタカーの提携会社からのお得な特典があります。
つまりアメックスプラチナを保有するだけで無条件にJALラウンジが利用できるメリットがあったんです。
国内線はカードラウンジのみ:
しかし、前述のようにサービスは終了となってしまったので、現時点ではアメックスプラチナ保有者でもJALラウンジの利用不可に。
- 2014年頃まで:JALラウンジが無料利用できた
- 2015年以降:JALラウンジが利用不可に
同様に当たり前ですが日本航空の飛行機に搭乗する際の優先搭乗や、預けた荷物を早く出してもらえるプライオリティタグ等のサービスも利用できなくなってしまったので、しばらく国内線カードラウンジで辛抱するしかない状況ですね(海外や羽田空港ではプライオリティパスを利用して航空会社のラウンジが利用できる場合がある)。
故障も安心ホームウェア・プロテクション:
アメックスプラチナ保有者であれば、自動的に加入状態となる保険が「ホームウェア・プロテクション」。
ホームウェア・プロテクションとは、プラチナ・カード会員が所有している製品に対し、火災、盗難、破損、水濡れなどの偶然な事故により生じた損害を保証するものです。
ざっくり説明すると、アメックスプラチナを持ってる人が保有している家電やインテリアなどの製品が故障や破損してしまった時に補償してくれるありがたい保険なんですが、これが意外と活躍してくれることがあるんです。
パソコンに水をこぼしても補償対象:
このホームウェア・プロテクションが役立つタイミングが、ノートパソコンなどの家電にコーヒーをこぼし、水没させてしまった時。
こうなったら普通はそのまま自腹で修理に出すか、泣く泣く新しいパソコンに買い換えるしか方法がないんですが、ホームウェア・プロテクションさえあればその費用を負担してくれる可能性があるんです。
実際、購入から3年以上が経過したノートパソコンでも補償された事例が下記のもの(引用元はこちら)。
以前にご紹介したPCの破損をアメリカエクスプレスプラチナ付帯の延長保証であるホームウェアプロテクションを申請した結果がきました。(中略)
NECに修理の見積もりを出したところ、キーボード破損、バッテリー故障、底板の水濡れで7万円ちょっとの修理代がきました。。高いですね。修理費用って。それをそのまま保険会社に申請しました。
その結果!購入金額104,516円×償却分0.6=62,710円と4年分の料率が満額振り込まれました!
下記のようにホームウェア・プロテクションでは購入から4年以上が経過した家電製品にも保険が適用されるので、パソコン、カメラ、時計、冷蔵庫、洗濯機、テレビなどなどをうっかり壊してしまいがちな方には有益な保険になることでしょう。
保険金は修理に使わなくてOK:
しかもホームウェア・プロテクションを通して受け取った保険金は、保険支払の対象となった家電やパソコンの修理に使わなくてもOKとのこと。
これ面白いのは実際修理しなくてもいいってことです。修理の見積もりさえあればいいので新しいの勝手に買っていいわけですね!
正直、3年以上前に10万円で購入したノートパソコンなら、中古で売却しても数万円程度の値が付けばいいほう。
そう考えると6万円以上も保険金が支払われて、新しいパソコンの購入費用にあてられるホームウェアプロテクションは凄いサービスだなと思いますね。
もちろん「偶然の事故」のための保険制度である点はくれぐれも注意。いくら保険金を貰ったほうがお得だからと、自分で壊して保険申請したら立派な保険金詐欺ですよ。
保険金がおりた他の事例も紹介:
参考までにホームウェア・プロテクションで保険金が支払われた他の事例も紹介しておきます(引用元はこちら)。
パソコンの修理依頼を出してたんです。ところが、購入してまだ半年たっていないのに水没ということでばっちり有償修理。修理値段は…なんと10万8千円でした。たかが65000円程度のパソコンでなんで???と途方にくれてたのでした。(中略)
なんと、AMEXプラチナの会員ならホームウェアプロテクションという保険が適用され、家電を壊したときはその購入金額の100%~50%を保障してくれるとのことでした。
しかも、私の場合はパソコンを購入して半年未満だったので、購入金額の100%が保障される。なんてすごい保険なんだろ。こんなことしているとすぐカードの年会費の元が取れてしまう。保険会社に問い合わせて、1週間弱で保険金の請求書が届きました。
こちらの方は購入から半年程度だったため、被害額の全額が補償されたとのこと。
このようにホームウェア・プロテクションがあると万が一の時に助かるので、うっかりさんは活用ください。
よくある質問とその答え:
まだまだアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードを作るかどうかで迷っている方のために、Q&A形式でよくある質問とその答えを作ってみました。
あわせて参考にどうぞ。
Q.センチュリオンカードは新規発行されてる?
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードといえば、国内最高峰のクレジットカードであるアメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード(通称:センチュリオンカード)を入手するための登竜門であると言われていますが、センチュリオンカードは発行枚数が非常に少ないせいか、現時点で新規発行されているかどうか不安な方も多いですよね。
これは断言すると、2022年現在でも新規発行はひっそり継続中。
また、その発行対象についてもアメックスプラチナの利用履歴をもって審査されるのは間違いないので、『いつかはセンチュリオンカードを作りたい!』と願う方はとりあえずアメックスプラチナを作成するところからはじめてみてください。
それがセンチュリオンカード入手への第一歩です。
※センチュリオンカードの新規発行状況については下記記事参照。
Q.ダイナースクラブとどっちが良い?
アメックスとダイナースクラブ。
どちらもステータス性の高いクレジットカードとして人気ですが、どちらの国際ブランドのほうがステータス性が高いのでしょうか?
こちらについては当サイト『クレジットカードの読みもの』が独自に調査した結果でいうと、アメックスのほうがダイナースクラブよりも上。
アメックス派とダイナース派の2つだけに絞って統計結果を抽出すると、約55%の方がダイナースクラブよりもアメックスのほうがステータス性が高いと回答したくらいなので、迷ったらアメックスで間違いはないのかもしれません。
詳しい統計結果については下記記事を参考にどうぞ。
Q.入手後に1年で退会は可能?
『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードを作ってみたいけれども、ほんとうに年会費を払う価値があるのかどうか自分でもわからない。実際に1年使ってみて、価値なしと判断したら解約もできるの?』
そんな疑問をお持ちの方もいるかも…ですが、これはまったく問題なくて、1年以内に解約をすれば負担は1年分の年会費だけでOK。
- 1年以内に解約:1年分の年会費負担のみ
- 2年目以降も利用:翌年分の年会費発生
その上でサービスや優待内容に納得した場合のみ、2年目以降の継続利用をご検討ください。そういった使い方でOKです。
1日でも使うと年会費発生:
ちなみに。
1年分の年会費は高すぎるから、1ヶ月単位で使ってみたい方もいると思いますけど、クレジットカードの年会費は原則、解約しても返金されることのない会費。
そのため、仮に1日しかアメックスプラチナを利用してなかったとしても1年分の年会費負担が必要になるので、短い期間のみお試し利用することは出来ません。
- 1日利用:1年分の年会費が必要
- 30日利用:1年分の年会費が必要
- 300日利用:1年分の年会費が必要
同様にアメックスプラチナを1年+1日利用してしまうと2年目の年会費が発生してしまう点も注意。
1年間だけお試し利用したい方は、2年目の年会費が発生する前に解約あるのみです。
センチュリオンカードを狙っているけど:
私も『いつかはセンチュリオンカードを持ちたい!』と思っている一人なのですが、今のところアメックス側から黒い箱に入った招待状が届くこともなければ、電話にて発行の打診があったこともなし。
個人的には結構な金額をアメックスプラチナで支払いをしていると思うんですけど、センチュリオンカードを保有できる方は私以上にアメックスプラチナを活用しているのでしょう(涙)
さてさてあと何年、アメックスプラチナを利用したらセンチュリオンカード保有者になれるのか。
ちょっと諦め気味ですが、引き続き、地道にコツコツとアメックスプラチナを使い続けてみたいなと思います(入手できたら記事化してお伝えします)。
アメックスプラチナの詳細データ表:
年会費や申込資格などの詳細データを表まとめました。他クレジットカードとの比較に活用ください。
基本情報:
年会費 | 1年目 | 税込16万5,000円 |
---|---|---|
2年目以降 | 税込16万5,000円 | |
- | ||
国際ブランド | Amex | |
申込資格 | カード発行に際しては、アメリカン・エキスプレス所定の審査があります。ご希望に添えない場合もありますので、あらかじめご了承ください。 | |
発行期間 | 申込後1~3週間程度 | |
支払い方法 | 1回払い | ○ |
2回払い | - | |
分割払い | ○ | |
リボ払い | - | |
ボーナス一括払い | ○ | |
リボ払いはペイフレックスを申込後に利用可能(支払い後にリボ払いへの切り替えが必要) | ||
キャッシング機能 | キャッシング可能 | |
締め日&振替日 | 利用代金明細書に記載あり | |
追加発行できるカード | ETCカード、家族カード | |
ETCカード | 1年目 | 年会費無料 |
2年目以降 | 年会費無料 | |
新規発行時に発行手数料として税込935円税込が必要 | ||
家族カード | 1年目 | 年会費無料 |
2年目以降 | 年会費無料 | |
家族カード発行は4枚まで年会費無料、5枚目以降は年会費有料となる | ||
スマホ決済 | Apple Pay | 対応可 |
Google Pay | - | |
タッチ決済 | タッチ決済対応(American Express Contactless) |
発行会社:
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド(American Express International, Inc.) | |
---|---|---|
発行会社住所 | 東京都港区虎ノ門4-1-1 | |
設立年月日 | 1954年11月 |
ポイント詳細:
ポイント名称 | メンバーシップ・リワード | |
---|---|---|
基本付与率 | 100円利用ごとに1ポイント | |
ポイント還元率 | マイル以外 0.5~1.0% マイル交換 1ポイント=最大1マイル |
|
有効期限 | 最長3年だがポイント交換すると無期限となる | |
ポイントモール | ボーナスポイント・パートナーズ | |
ポイントの特徴 | メンバーシップ・リワード・プラスには自動加入となるためポイント還元率が高め。 | |
獲得ポイント例 | 年5万利用 | 250~500円相当 |
年10万利用 | 500~1,000円相当 | |
年30万利用 | 1,500~3,000円相当 | |
年50万利用 | 2,500~5,000円相当 | |
年100万利用 | 5,000~1万円相当 | |
年300万利用 | 1万5,000~3万円相当 | |
年500万利用 | 2万5,000~5万円相当 |
付帯保険:
盗難補償 | カードの紛失、盗難またはカード情報の漏えい等などについて本条第1項の届出がなされた場合においては、その届出を当社が受け取った日から遡って60日目以降に生じたカードの不正使用については、基本カード会員は、支払責任を負わず、既に支払った不正使用によるカード利用代金等相当額は当社が補てんするものとします(例外事項は規約参照)。 | |
---|---|---|
海外旅行傷害保険 | 死亡・後遺障害 | 最高1億円 |
傷害・疾病治療 | 1,000万円限度 | |
賠償責任 | 5,000万円限度 | |
携行品損害 | 1回の旅行につき100万円限度 | |
救援者費用 | 1,000万円限度 | |
付帯条件 | 自動的に付帯するが旅行代金の支払いで補償内容アップ | |
家族カードで旅行代金の支払いをすれば家族カード保有者にも最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯。 | ||
国内旅行傷害保険 | 死亡・後遺障害 | 最高1億円 |
付帯条件 | 旅行代金の支払いが付帯条件 | |
家族カードで旅行代金の支払いをすれば家族カード保有者にも最高1億円の国内旅行傷害保険が付帯。 | ||
ショッピング保険 | 年間500万円 | |
航空機遅延保険 | 乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用として最高3万円、受託手荷物紛失費用で最高6万円 | |
その他の付帯保険 | リターン・プロテクション、キャンセル・プロテクション、スマートフォン・プロテクションなど多彩に存在 |
優待&サービス:
旅行系サービス | 国内空港ラウンジ | 同伴者1名を含め利用可能 |
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海外空港ラウンジ | プライオリティパスを利用可能&同伴者1名も無料利用可能 | |
手荷物配送 |
海外旅行の際、ご出発・ご帰国時(自宅ー空港間)に、カード会員1名様につきスーツケース2個を無料配送。 対象空港: |
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アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン経由でホテル宿泊やパッケージツアーの予約が可能 | ||
グルメサービス |
2 for 1ダイニング by 招待日和 アメックス・スペシャル・リザーブ |
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その他サービス |
ファイン・ホテル・アンド・リゾート ホテル・メンバーシップ |
※当記事内に記載した情報はできるかぎり最新のものになるよう確認していますが、クレジットカード発行会社による制度改定等によって変更となっている場合があります。あらかじめご了承ください。
さぁ、アメックスプラチナを作ろう:
ここまで長々とアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの保有メリット&デメリット等を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
率直、年会費16万5,000円(税込)を回収できるほどアメックスプラチナを活用できる方は一握りかもしれませんが、その負担以上にあなたにステータス性をもたらしてくれるのがこのカードの保有メリット。
是非、周りに差をつけたいとか、富裕層の世界に足を踏み入れてみたい…と思う方は、この機会にアメックスプラチナの作成を検討してみてください。
入手すればきっと、今までの人生に「新しい色」を加えられるはずですよ。
以上、専門家がアメックスプラチナを徹底解説(2023年版)!メタル製プラチナカードならではの保有メリットやお得さを詳しく解説します…という話題でした。
参考リンク:
専門家おすすめのアメリカン・エキスプレス・カードをもっと知りたい方は下記記事も参考に。
こちらの記事でもアメックスプラチナを一押しのカードとして紹介させていただいております。