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専門家がライフカードを徹底解説(2024年版)!お得なポイント制度から審査基準まで、ライフカードの保有メリットを説明します。

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新しくなったライフカードの券面画像

今回はインターネット上で『ポイントが貯まりやすいカード』として紹介されることが多い、ライフカード(Life CARD)の保有メリットやポイント制度などを解説。

これからライフカードを作りたい…という方はもちろん、ライフカードを作るべきかで迷っている方にも役立つ情報になっているので、気になる方はじっくりとお読みいただければと思います。

ライフカードの基本情報:

最初はライフカードの基礎から解説。

ある程度、クレジットカードに対する知識がある方は読まなくてもOKですが、知識が不足している方なら、この項目からしっかり読んでおくのがおすすめです。

ライフカード保有にかかるお金:

まず、ライフカードを作るためにかかるお金、保有していくためにかかるお金にはどのようなものがあるのでしょうか?

わかりやすく表にしてみました。

手数料費用 費用 解説
入会金 無料 ライフカード入会にはお金はかかりません。
発行費 不要 発行費も0円です。
事務手続き 無料 事務手続きなどの諸費用を請求されることはありません。
年会費 無料 1年間、保有するためにかかるお金は0円です。
解約手数料 不要 ライフカード解約にかかるお金も不要です。

ご覧いただければわかるように、ライフカードは完全無料で作成&保有することができるクレジットカード。

一般的にもまだまだ『クレジットカードを作るのってお金がかかるんじゃないの?』とか、『年会費がかかるものなんでしょ?』と思われている方は多いのですが、少なくともライフカードについては作成も保有も0円なカードとなっています。

  • 年会費:5年持っていても無料のまま
  • 作成費:作成には1円もお金がかからない

つまりちょっと興味があるから試しに作ってみるか、そんな作り方をしてもまったく問題なし。

作ったあとで自分には不要だと思ったら、即座に解約することで負担費用を0円で抑えることができます。

分割払いやリボ払いを使うと手数料はかかる:

とはいえ、いくら発行や年会費にかかるお金が0円なライフカードでも、分割払いやリボ払いといった金利手数料がかかる支払い方法を使った場合は別。

  • 1回払いなど:手数料なし
  • リボ払いなど:手数料あり

これらの支払い方法はカード会社から借金するようなものなので、金利手数料が別途必要になってしまう点はご了承ください(詳細は下記図を参照)。

年会費無料のライフカードでも、分割払い等を使うと手数料はかかる

年会費無料のライフカードでも、分割払い等を使うと手数料はかかる

同様にライフカードから直接お金を借りる「キャッシング」を利用した場合にも利息が発生しますが、逆にいうとそういった使い方さえしない限りは手数料など1円も発生しないということ。

完全無料でライフカードを使うことが出来ます。

  • 持っているだけ:手数料がかかることはない
  • 1回払いのみを利用:手数料がかかることはない
  • リボ払いや分割払いを利用:手数料が当然、発生する
  • キャッシングをする:手数料が発生する

尚、このあたりのクレジットカードの仕組みについては下記の記事でも解説させてもらっているので、よくわかっていないと思う方はそちらも併せてどうぞ。

読んでいただければライフカードがなぜ年会費無料&利用料無料なのか、その理由がお分かりいただけるものと思いますよ。

news.cardmics.com

ライフカードの入会&審査基準について:

次にライフカードはどんな方であれば申込可能なのか、公式サイトに記述の申込資格は下記の通り。

お申込資格:

日本国内にお住まいの18歳以上(但し高校生を除く)で、電話連絡が可能な方。

※18歳以上の大学生・短期大学生・専門学校生は、学生専用ライフカードにお申込みいただけます。

※入会審査結果によりご入会いただけない場合があります。

ざっくりとまとめると、高校生を除く18歳以上の方であれば誰でも申し込めるのがライフカードと言えるのではないでしょうか?

  • 高校生を除く18歳以上:申込可能
  • 高校生や中学生:申込できない

しかも法律が変わり、18歳や19歳といった10代でも親権者の同意なく申込可能です。

無職や家事手伝いは難しい:

それじゃライフカードを申し込めば誰でも100%、入手できるのかといえばそんなことはなし。

実際はアルバイト、パート、個人事業主などなんでもかまいません。月に数万円程度でも構わないので、定期的なお金の収入がある方が作れるカード=ライフカードだと思っておいたほうが無難でしょう。

  • なんらかの収入がある人:作成できる可能性が高い
  • なにも収入がない人:作成できる可能性は低い(専業主婦を除く)

これらの誰が作れて誰がライフカードを作れないのかについては、当サイト『クレジットカードの読みもの』の推測によるとこんな審査表になります。

対象 審査 対象 審査
会社経営者 大企業の経営者 公務員 国家公務員
大企業の役員 地方公務員
中小企業の経営者 団体職員
中小企業の役員 士業
正社員 上場企業勤務 個人事業主 医療関係
大企業勤務 不動産収入
中堅企業勤務 農業・林業
小規模企業勤務 店舗経営
零細企業勤務 自由業
非正規雇用 契約社員 学生 大学院生
期間工 大学生
派遣社員 専門学校生
嘱託社員 短大生
アルバイト 高専生
パート 高校生 ×
家内労働者 中学生以下 ×
年金受給者 無職 資産あり
専業主婦(主夫) 資産なし ×
投資家 ギャンブラー ×
生活保護 × 家事手伝い ×

大学生や専門学校生などの学生は「学生専用ライフカード」を申込するのがおすすめ。そのほうが発行に繫がりやすいです。

専業主婦でも個人事業主でも作成OK:

ご覧いただいたようにライフカードは専業主婦OK、個人事業主OK、フリーターOKなクレジットカードなので、前述のようになんでもかまわないので定期的な収入さえあれば申込に挑戦あるのみ。

  • 専業主婦:作成に問題なし
  • フリーター:作成に問題なし
  • 個人事業主:作成に問題なし

また現時点で無職や家事手伝いであっても、不動産収入や株取引などの収入がある方なら申込資格に問題はありません。

事実、ライフカードの申込ページにも下記の記述があるくらいなので、安心して申込してもらえればなと思います。

無職の方で不動産の賃料収入など、その他収入がある方は「自営業(個人事業主)」をご選択ください。

その他、審査に関する詳しい情報は下記記事も参考にどうぞ。

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ライフカードは盗難補償付き:

『ライフカードが年会費無料で作れることはわかったけれども、そんな無料カード、不正利用とかされたら怖いんじゃない?』と思われる方もご安心を。

なぜならライフカードには盗難補償が備わっており、万が一、財布ごと紛失してしまっても、はたまた買い物でスキミング被害にあおうとも、更には通販サイトからカード情報が漏洩してしまったとしても、その損害を全額補償してくれるためです。

  • ライフカード紛失:補償の対象
  • ライフカードを盗まれる:補償の対象
  • 通販サイトからカード情報漏えい:補償の対象
  • 海外の知らない国で悪用:補償の対象

ライフカードは紛失、盗難、個人情報漏洩時にも補償がある

ライフカードは紛失、盗難、個人情報漏洩時にも補償がある

ちなみに盗難補償を利用すれば上記図のように、100万円を不正利用されても自己負担額は0円(被害申請を正しく行った場合)。

全額、カード会社の補償で損失をカバーしてくれるので、いつでも安心してライフカードを買い物で利用できます。

ライフカードは不正監視も凄い:

また、ライフカードは不正監視システムもしっかりしている感じ。

過去に私もライフカード側より何度か電話をいただき、「今、○○の店舗で○万円の買い物をしようとしましたか?」といった確認をされることがあったくらいなので、常に不正利用がないかどうかをカード会社側でチェックしているようです。

このように年会費無料カードだから不安とか、セキュリティ対策が弱いってことは全くなし。

初めてクレジットカードを作る方にもライフカードはおすすめ出来ますよ(不正利用時の補償については下記記事も参照に)。

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ライフカードは発行までのスピードが早い:

一般的な他のクレジットカードと比べ、ライフカードは発行スピードが早いのも魅力のひとつ。

公式サイトによると「お申込み日から最短3営業日でカードを発行いたします」とのことなので、たとえば月曜日に申し込みをすれば水曜日くらいには発行が完了し、木曜日や金曜日に自宅に郵送されてくることだってありえます。

同様にライフカードは審査結果を出すまでのスピードが早いことでも有名。

それゆえ、『とりあえずクレジットカードが欲しいんだけど、審査結果を待ってたら次のカードを申し込めない…どうしよう!』という時にも最適な1枚になることでしょう。

急いでいる方にこそ、おすすめですね。

ライフカードの保有メリット:

クレジットカードを片手に喜ぶ女性の画像

次にライフカードの保有メリットまとめです。

このクレジットカードは兎にも角にも「ポイントを貯める」という点において最強クラスのカードなので、ポイント獲得に興味がある方すべてに持って欲しいほど。

そのくらい、家計の節約に絶大な効果のあるクレジットカードですよ。

誕生月ポイント3倍がとにかく魅力:

ライフカードを保有する最大のメリットといえば、やはり誕生月ポイント3倍の特典。

誕生月とは自分の誕生日がある月のことで、その月にライフカードを買い物で使うと、いつどこでどんな風に利用してもポイントが3倍になる…というのがその特典内容となっています(一部、商品券等の例外はあり)。

  • 1月28日生まれ:1月が誕生月
  • 5月30日生まれ:5月が誕生月
  • 11月1日生まれ:11月が誕生月

ライフカードは誕生月の利用が非常にお得

ライフカードは誕生月の利用が非常にお得
ポイント3倍ってどのくらい凄いのか?

ではポイント3倍ってどのくらい凄いのでしょうか?

ざっくりライフカードの1ポイントあたりの価値は5円~10円程度あるので、これを目安に考えるとこうなります(わかりやすく、ネット上でポイントが貯まると人気の楽天カードと比較)。

  • 誕生月にライフカードで10万円支払い:1,500円~3,000円分のポイント獲得
  • 誕生月に楽天カードで10万円支払い:1,000円分の楽天ポイント獲得

どうでしょうか?いかにライフカードを誕生月に使うとお得かがお分かりいただけるはず。

ついでにいうと三井住友カードやJCBカードで10万円分の買い物をした場合に貯まるポイントは500円~750円程度なので、それらのカードと比較すると3~6倍近くもポイント獲得数に差が生じることになります。

この差の分だけライフカードがお得なことは間違いありません。

どこで使ってもポイント3倍:

加えて誕生月ポイント3倍特典は、ポイントが3倍になる店舗も選びません。

セブン‐イレブンやローソンといったコンビニでもポイント3倍、カラオケボックスや居酒屋で支払いに使ってもポイント3倍、高島屋や大丸デパートで使ってもポイント3倍です。

また、楽天市場やAmazonで使っても当然ながら3倍のポイントを獲得可能(詳細は公式サイトを参照)。

そのため、自分が生まれた誕生月になったら、とにかくなんでもライフカードで支払いをどうぞ。それだけでザクザクとポイントが貯まります。

使えば使うほどお得なカード:

誕生月ポイント3倍以外にも、ライフカードにはポイント大量獲得の仕組みが多数存在。

たとえばライフカードを作成した1年目のポイントは1.5倍、翌年以降は利用額に応じてポイントが最大2倍になるなど、使えば使うほどポイントを多く獲得できるようになるのはこのカードの大きなメリットでしょう。

  • カード作成1年目:ポイント1.5倍
  • 2年目以降:利用額に応じてポイント最大2倍

ライフカードの利用すればするほどポイント還元率があがる

ライフカードの利用すればするほどポイント還元率があがる

仮にプレミアムステージに到達できた場合には、いつでもどこでもライフカード払いをするだけでポイントが2倍速で貯まります。

家族と一緒に使うと破壊力抜群:

ライフカードは1人暮らしの方にもおすすめのクレジットカードですが、実は家族と一緒に暮らす方にこそ効果的なカードであったりもします。

その理由は単純で、家族それぞれがライフカードを持てば、誕生月の特典を複数月に渡って使うことができるため。

例をあげると4月生まれの夫と9月生まれの妻なら、4月と9月の両方でポイント3倍獲得ができる…という感じです(4月は夫のライフカードで買い物をし、9月は妻のカードで払えばOK)*1

更に両親にも協力をお願いすれば最大、年に4ヶ月以上も誕生月特典を使うことも可能…といったように、家族の中にライフカード保有者が増えれば増えるほどお得。

それゆえ、1枚しかライフカードを持っていない方は、この機会に家族に協力を仰いでもらえればなと思います。

海外旅行で使うとお得:

海外旅行や海外出張に良く行く方であればライフカードとは別のクレジットカードである「ライフカード Stella(ライフカード ステラ)」を作るのがおすすめ。

なぜならライフカード Stellaを利用すると海外旅行時の支払いが3%分、キャッシュバックされるためで、このキャッシュバック特典がある分だけ、ライフカードを作るよりもお得になるんです。

ただライフカード Stellaは年会費を必要とする有料クレジットカードゆえ、海外旅行に行く予定もないのに作る必要性はなし。

とにかく海外旅行に良く行くとか、海外でショッピングを作る予定がある方であれば価値ある1枚になることでしょう。

ライフカード ステラは男性でも作れる:

尚、ライフカード ステラは女性向けのクレジットカードではありますが、女性だけを限定としたクレジットカードではないので男性でも問題なく申込可能。

  • 女性の方:問題なく申込可能
  • 男性の方:問題なく申込可能

出張等で海外へ行く機会が多いなら、多少の恥ずかしさを覚悟の上で海外に持っていってみてください。詳細は下記記事にてどうぞ。

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大学生や専門学生は学生専用ライフカードを:

先程、海外ではライフカード ステラを利用するとお得なことを説明させていただきましたが、大学生や専門学生なら「学生専用ライフカード」を選ぶともっとお得。

こちらはなんと海外利用分のキャッシュバック上限がライフカード ステラよりも高めに設定されているクレジットカードなので、海外留学などの長期滞在で大活躍する可能性が高いですよ。

学生ならこちらを選ばない手はありません(学生専用ライフカードについてはこちらの記事も参照に)。

ライフカードの注意点&デメリット:

STOP標識とお金を写した画像

引き続き今度はライフカードの注意点やデメリットについてまとめていきます。

メリットばかりの解説ではこのカードの本当の姿は見えて来ないので、ちゃんとデメリットについても把握して貰えればと思います。

誕生月以外のポイント還元率に注意:

ライフカード最大のデメリットは、ライフカードを作成した1年目のポイント還元率があまりよろしくない&翌年以降、高還元率を維持するのが難しい点。

前述のように1年目はどこでどうライフカードを使っても1.5倍のポイントが貯まりますが、その1.5倍のポイント還元率は0.75%くらいでしかないので、誕生月を除けばそこまでお得なクレジットカードではありません*2

プレミアムステージ獲得は難しい:

また、翌年以降、いつでもポイント2倍になる「プレミアムステージ」になるには年間利用額が200万円ほど必要…と、達成のハードルがかなり高め。

年間利用金額 翌年のポイント還元率
年間50万円未満の利用 翌年はポイント1.0倍
年間50~100万円利用 翌年はポイント1.5倍
年間100~200万円利用 翌年はポイント1.8倍
年間200万円以上利用 翌年はポイント2.0倍

毎月、スーパーマーケットやコンビニでの利用だけでなく、家賃や電気代等の支払いまでライフカードを使わないとこれだけの金額を1年間の間で使うのは難しいため、ライフカードをメイン決済用のクレジットカードとして使うなら月に15万円以上は使うようにしないと駄目でしょう。

ちょっと厳しいな…そう思った方も多いはずです。

メインで使うのはなかなか難しい:

このようにライフカードをメインカードとして使うには、ある程度の所得(高年収)が必要になるわけですが、それじゃ月15万円程度の買いものが出来ない方にライフカードは不要なのかといえばそんなことはありません。

ではどうすれば良いのか、それは単純そのもの。

主に使うクレジットカードとしてライフカードを使うのではなく、毎年、誕生日がある月のみに焦点をしぼってライフカードを利用すればOKだからです。

  • メインカードとしてライフカードを使う:年200万円以上使うとお得
  • サブカードとしてライフカードを使う:誕生月の利用だけでOK

実際、私も様々なクレジットカードを保有していますが、ライフカードを使うのは自分が生まれた誕生月くらい。

その他の月は他の高還元率クレジットカードを利用し、誕生日のある月だけライフカードを使うようにしています(ポイント還元率が高いカードはこちら)。

こんな感じで年間200万円以上の利用が自分には無理だな…と思う方は、私同様に誕生月だけ利用する目的でライフカードを作ってみてください。

それだけでも十分すぎるほどお得なクレジットカードですし、年収が高くなってきたらそれはそれで、メインカードとしての利用すれば大丈夫ですよ。

付帯保険は最小限:

ライフカードの落とし穴2つ目は、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険といった付帯保険が乏しい点(海外旅行傷害保険についての解説は下記記事を参照に)。

これについては年会費無料カードゆえに仕方ないところではあるんですが、クレジットカードに海外旅行時の安心感まで求めたい方にはライフカードは不十分かもしれません。

他のクレジットカードに狙いを定めるか、ライフカードに加えてもう1枚作るのがおすすめです。

旅行傷害保険付帯ライフカードも有り:

尚、ライフカードでは追加年会費を支払うことで海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険などに加入できる「旅行傷害保険付帯ライフカード」も発行されています。

海外旅行:最高2,000万円、国内旅行:最高1,000万円の旅行傷害保険を自動付帯したライフカードのスタンダードカード。

さらにシートベルト傷害保険も付帯。ショッピングやキャッシングのご利用の他、国内・海外を問わず旅の安心補償が受けられます。

こちらであれば最高2,000万円までの補償が手に入るのですが、こちらの記事で紹介しているクレジットカードなら負担0円で補償を付けられるため、わざわざ年会費を払ってまで付けるべきかは微妙なところ。

クレジットカードを複数枚持ちたくない方以外は、選択するメリットが乏しいと言えそうです。

ETCカード利用でポイントが貯まらない:

ライフカードの悪い部分、3つ目はライフETCカードの利用でポイントが一切貯まらない点です(下記引用部分に「ETCカードご利用分」という文字が確認できるはず)。

Edyチャージ、nanacoチャージおよびETCカードご利用分、弊社販売のJCBギフトカード購入分は、ポイント付与対象となりません。

これ、過去にライフカードのETCカードはポイントが貯まりやすい&誕生月に利用すれば誕生月ポイントの対象にもなっていたために、おすすめのETCカードとして紹介されるケースが多かったんですが、現時点ではまったくおすすめできないETCカードに格下げ(しかも2022年からは条件付きで年会費有料となるETCカードに変更)。

  • 過去:ライフETCカードはおすすめだった
  • 現在:ライフETCカードはおすすめ出来ない

頻繁に高速道路を使う方や、車で遠距離ドライブに行く機会が多い方などは、他のETCカードを作ったほうがお得でしょう。

高速料金支払いで貯まるポイントだって、家計の節約のためには馬鹿にできません(詳しくは下記記事を参照)。

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ポイント制度の改悪が多い:

ライフカードのデメリット、最後はポイント制度の改悪が多い点。

これはまぁ高還元率クレジットカードとしての宿命なのかもしれませんが、だいたい2~3年に1度のペースでポイント制度を大幅に悪くしてしまう傾向にあるので、ライフカードで貯めたポイントは出来る限り早めに交換してしまうのがベストです。

  • ポイントを貯めたままにする:ポイント価値が低下する
  • ポイントをすぐ使う:ポイント価値が落ちる前に交換できる

ポイント制度が改悪されると1ポイントあたりの価値が下がる

ポイント制度が改悪されると1ポイントあたりの価値が下がる
最後の改悪は2017年7月に実施:

ちなみに前回、ライフカードのポイント制度が改悪されたのは2017年7月です。

それまでライフカード誕生月のポイント倍率はなんと5倍もあったんですが、この改悪により現在の3倍に変更。

  • 2017年7月以前:誕生月はポイント5倍
  • 2017年7月以降:誕生月はポイント3倍

2017年7月1日以降、ポイントの付与や交換特典を以下の通り変更いたします。

お誕生月ポイントの変更

お誕生月ポイント ポイント3倍

加えて割安に交換可能だった1万円以上のギフト券が廃止されたことで、JCBギフトカードやQUOカード交換に必要なポイント数が実質的に割増されたことも痛手でしたね。

JCBギフトカード/図書カードNEXT/QUOカード/JTB旅行券/Amazonギフト券/Vプリカ 10,000円以上の券種を廃止

当時は大げさでもなんでもなく、ライフカード保有者の間で悲鳴があがったほどです。

誕生月だけライフカードを使っても怒られないの?

誕生月だけライフカードを使っても、ライフカード側から怒られないのかといえばもちろんその通りです。

ライフカードも誕生月ポイント3倍の特典を設定している以上、その月に集中的に使われるのは覚悟しているようなので、気にせずどんどん利用しちゃってOK。

事実、私は過去7~8年に渡り誕生月しかライフカードを使っていませんが、今のところライフカード側から途中解約を突きつけられたり、契約更新を拒否されたりすることはありません。

もちろん獲得したポイントでJCBギフトカードも獲得済み。非常にお得に使いこなすことが出来ています。

よくある質問とその答え:

よくある質問とその答えの画像

ここで念のため、Q&A形式でライフカードに関するよくある質問とその答えを作っておきました。

まだまだライフカードについて疑問があるとか、メリット&デメリットについて気になる点がある方はこちらも参考にどうぞ。

Q.ライフカードってどこで使えるの?

ライフカードが使えるお店や場所はもう日本中どこにでも存在します。

大手コンビニエンスストアであるセブン‐イレブン、ファミマ、ローソンでも支払いに使えますし、伊勢丹、三越、高島屋といったデパートも利用可能。

他にもデニーズにガストなどのファミレス、紀伊國屋書店やジュンク堂書店などなど、基本的にクレジットカード払いOKのお店であればどこでも使えると思って間違いありません。

海外でも使える場所が多い:

また、ライフカードは韓国やアメリカなどの海外でも問題なく利用可能。

これはライフカードがVisaやMastercardなどと提携をしてクレジットカードを発行している会社なので、それらの国際ブランドが使えるお店ならどこでも利用だからです。

但し、ライフカード作成時にJCBブランドを選択してしまった場合には海外での利用はしにくい場合も。

選択する国際ブランドによって使えるお店が異なる

選択する国際ブランドによって使えるお店が異なる

これは海外にJCBカードが使えるお店が少ないことによる弊害なので、海外でもライフカードを使いたいのであればVisaやMastercardを選ぶようにしてもらえればと思います(詳しくは海外カード事情をわかりやすく解説したこちらの記事を参照)。

Q.Visa、Mastercard、JCBのどれを選べばいい?

ライフカードを作成する時、Visa、Mastercard、JCBの3種類から国際ブランドを選べるわけですが、それではどのブランドを選ぶのが良いのか…というと、やはりVisaがその最有力。

理由は単純で、Visa提携のライフカードであればアメリカ、韓国、イギリスといった海外でも問題なく買い物できるメリットがあるためです(Visaカードは世界中の国々で利用可能)。

  • 海外に行く予定があるなら、Visa提携のライフカードを

他にもエジプト、パナマ、アフガニスタン、イランなどなど、世界中のほぼ全ての国や地域で支払いに使えるので、迷ったらVisa提携のライフカードを選べばOKでしょう。

Visa提携のライフカードなら世界中の国や地域で利用可能

Visa提携のライフカードなら世界中の国や地域で利用可能
日本でならJCB提携のライフカード:

『いやいや、私は日本でしかクレジットカードは使わないよ!』という方には、JCB提携のライフカードもおすすめ。

こちらは使えるお店の数が多いだけでなく、東京ディズニーランドの入場チケットが抽選で当たるなどの優待があるためです。

中でもJCBマジカルと呼ばれる東京ディズニーリゾートのキャンペーンでは、限定イベントに参加できるなどの魅力が満載(下記はJCBマジカル2023から引用)。

参加登録(エントリー)したJCBカードのご利用合計金額1万円(税込)を1口として、クリスマス時期の東京ディズニーランド(R)貸切ご招待券などを抽選でプレゼント!

キャンペーン期間中のご利用金額に応じて、抽選口数が増えます。

ディズニーファンならこれを見逃す理由はありません。

海外でも意外と使えるJCB:

加えて、すでにVisaカードやMastercardを1枚持っている方にもJCB提携のライフカードは良い選択肢。

  • 他にVisaカードを保有→JCBがおすすめ
  • 他にMastercardを保有→JCBがおすすめ
  • 他にJCBカードを保有→VisaやMastercard推奨

JCBというと海外で弱いイメージを持っている方も多いのですが、ハワイ、グアム、台湾、韓国といった日本人観光客が多い地域ではJCBオリジナルの特典も多いので、海外に持っていくと意外と役立ちますよ。

詳しくは国際ブランドごとの違いを解説した下記記事も参考にどうぞ。

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Q.アイフルの子会社って聞いたけど大丈夫?

『ライフカードは消費者金融のアイフル傘下だって聞いたけど大丈夫?』といった心配をされている方もいるようですが、こちらはまったく問題なし。

私自身、ライフカードをすでに10年ほど保有していますが、過去にアイフルから怖いおじさんが我が家にやってくることもなければ、ライフカードから怪しい儲け話を紹介されたこともありません(そもそも消費者金融とヤミ金は違う)。

他のクレジットカードとまったく変わりなく利用できています。

大手カード会社もグループ会社に消費者金融有り:

加えて、それをいうなら三菱UFJニコスや三井住友カードといった大手カード発行会社も、同じグループ企業内にプロミスやアコムといった消費者金融事業を保有しているので違いはなし。

  • ライフカード…関連企業に消費者金融あり
  • 三井住友カード…関連企業に消費者金融あり
  • 三菱UFJニコス…関連企業に消費者金融あり

ライフカードだけが問題視される理由はないので、安心して申込をしてもらえればなと思います。

Q.実際に使ってみた評判や口コミは?

ライフカードを過去10年以上にわたり利用してきた経験談でいうと、ライフカードはほんと癖が少ないクレジットカードだなぁと。

楽天カードのように広告メールが頻繁に届くわけでもないですし、アプラスのようにリボ払いを何度も推奨してくる…ってこともないので、初心者にも安心しておすすめできるカードで間違いなし。

時々、アイフル傘下のクレジットカード会社だから作るべきではない…なんて主張される方もいますが、今のところその弊害みたいなものを感じたことはありません(キャッシング利用を催促されるなどもないですし、アイフル加入を勧められることもない)。

ポイント制度の改悪もマイナス評価:

唯一、ライフカードに対して不満があるといえば、ポイント改悪が多い点。

この影響でライフカードの魅力は年々低下傾向にあるので、ライフカードを使うなら年に1度はポイント制度の変更点を確認する必要がありますよ(下記は直近行われたポイント改悪の事例)。

  • 2017年7月以前:1ポイント価値は最大7.5円程度
  • 2017年7月以降:1ポイント価値が最大5円に悪化

対応策はひとつだけ、ポイント価値が落ちてしまう前に交換してしまうこと。これしかありません。

Q.年会費が有料のライフカードがあるけど?

ライフカードは入会金&年会費無料で作れるクレジットカードですが、実は年会費が税込5,500円かかる「年会費有料のライフカード」も存在します。

こちらの機能は年会費無料のライフカードとほぼ一緒。

それにも関わらず年会費がかかる理由は、ライフカード入手の際に行われる審査基準が年会費無料のライフカードよりも低く設定されているからです。

  • 年会費が無料のライフカード:審査基準は普通
  • 年会費が有料のライフカード:審査基準が低い
借金歴がない方には関係のないカード:

そのため、過去にクレジットカードを持ったことがない方や、クレジットカード等の返済で取り立てをされた経験がある方でもない限りには、年会費有料のライフカードは必要がないカード。

そういった方は最初から年会費無料の通常版ライフカードを申込してOK…なんですが、過去に自己破産や債務整理等の経験がある、いわゆるブラック属性の方なら有料版を選択するのも手ですね(審査基準については下記公式サイト参照)。

うまくいけばブラック属性の状況下でもクレジットカード入手ができる可能性がありますよ。

更にデポジット型のカードもある:

さらにさらに、ライフカードには審査基準がもっとゆるい、デポジット型のクレジットカードなんてものも存在。

デポジット型カードとは?

事前にデポジット(保証金)をお預けいただくだけ!プリペイドカードのような都度のチャージは不要です!

店頭でのお買い物、ECショッピング、公共料金のお支払い等、通常のクレジットカードとしてご利用いただけます。

こちらはなんと、デポジットとして預けたお金の範囲内でしかライフカードを使えないシロモノなんですが、いわゆるクレジットヒストリー(クレジットカードや消費者金融の利用歴)を作りたい方にとって需要がありそうな感じです。

どうしてもクレジットカードが作れない…という方は、こういったカードの選択もあわせてご検討ください。延滞なく利用をすれば、ちゃんとしたレクじっとヒストリーの構築ができますよ。

詳しくは下記記事もあわせてどうぞ。

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ライフカードのゴールドカードは普通のカード:

長年、ライフカードを利用していると、その上位カードであるライフカードゴールドを持たないか…といった提案をカード会社側より貰うことがあるのですが、客観的に判断するとこのゴールドカードはあまり魅力なし。

ライフカードのように年会費無料でもなければ、誕生月の利用でポイント3倍貯まるなどのゴールドカードならではの強みがないので、複数枚のクレジットカードを保有したくないなどの理由でもなければ不要で問題ないでしょう。

他のゴールドカードを作ったほうがお得です(専門家おすすめのゴールドカードはこちらの記事参照)。

ライフカードの詳細データ表:

ライフカードの券面画像

ライフカードの券面画像

年会費や申込資格といったライフカードの詳細データを表まとめました。他クレジットカードとの比較に活用ください。

基本情報:

年会費 1年目 年会費無料
2年目以降 年会費無料
旅行傷害保険をつける場合は年会費有料
国際ブランド Visa、Mastercard、JCB
申込資格 日本国内在住の高校生を除く18歳以上で、電話連絡が可能な方
発行期間 オンラインで支払口座を設定する場合、申込日から最短3営業日でカード発行
支払い方法 1回払い
2回払い
分割払い
リボ払い
ボーナス一括払い
ライフカード加盟店ではボーナス併用分割払いを利用できる場合あり
キャッシング機能 キャッシング可能
締め日&振替日 毎月5日締め/当月27日もしくは翌月3日払い
追加発行できるカード ETCカード、家族カード
ETCカード 1年目 年会費無料
2年目以降 年会費1,100円
年1回以上の利用で翌年の年会費が無料化、ポイント獲得なし
家族カード 1年目 年会費無料
2年目以降 年会費無料
家族カード発行は1枚まで
スマホ決済 Apple Pay 対応可
Google Pay 対応可
タッチ決済 Visaブランドのみ

発行会社:

発行会社 ライフカード株式会社
発行会社住所 神奈川県横浜市青葉区荏田西1-3-20
設立年月日 1952年10月27日

ポイント詳細:

ポイント名称 LIFEサンクスポイント
基本付与率 1,000円利用ごとに1.0ポイント
ポイント還元率 0.5~1.5%
有効期限 最大5年間(繰越手続きが必要)
ポイントモール L-Mall
ポイントの特徴 自分の誕生日がある月に利用するとポイント3倍。前年利用実績次第でポイント獲得数は最大2倍になるボーナスポイント制度を採用(利用額が少ないと還元率0.5%、多いと還元率1.0%)。
獲得ポイント例 年5万利用 250~750円相当
年10万利用 500~1,500円相当
年30万利用 1,500~4,500円相当
年50万利用 2,500~7,500円相当
年100万利用 5,000~1万5,000円相当
年300万利用 1万5,000~4万5,000円相当
年500万利用 2万5,000~7万5,000円相当

付帯保険:

盗難補償 万一、カードが紛失・盗難に遭われ不正使用されても、ライフカードのカード会員保障制度で安心。ライフカードにお届けいただいた日から60日前にさかのぼり、それ以降に不正使用された損害をライフカードが負担いたします。
会員に故意または過失があった場合、会員のご家族等関係者による利用の場合、会員が他人にカードを貸与・譲渡した場合、等々により発生した損害は、会員の負担となります。詳しくは、カード会員保障制度規約をご覧ください。
海外旅行傷害保険 死亡・後遺障害 -
傷害・疾病治療 -
賠償責任 -
携行品損害 -
救援者費用 -
付帯条件 -
-
国内旅行傷害保険 死亡・後遺障害 -
付帯条件 -
-
ショッピング保険 -
航空機遅延保険 -
その他の付帯保険 -

優待&サービス:

旅行系サービス 国内空港ラウンジ -
海外空港ラウンジ -
手荷物配送 -
パッケージツアーの割引サービス、海外にLIFE DESKあり
グルメサービス -
その他サービス -

当記事内に記載した情報はできるかぎり最新のものになるよう確認していますが、クレジットカード発行会社による制度改定等によって変更となっている場合があります。あらかじめご了承ください。

さぁライフカードを作ろう:

クレジットカードを片手に疾走する女性の画像

ここまで長々と説明してきたように、ライフカードは使い方次第で家計の節約に絶大な効果をもたらしてくれるクレジットカードです。

特に誕生月ポイント3倍の破壊力は他のカードでは得られないほどのものなので、これだけのために作成しても全く問題なし。

私も自分への誕生日プレゼントと思って、誕生日のある月には積極的にライフカードを使うようにしていますよ。

それだけで普段よりポイントが3倍増になるのでお得です。

以上、専門家がライフカードを徹底解説(2024年版)!お得なポイント制度から審査基準まで、ライフカードの保有メリットを説明します…という話題でした。

参考リンク:

ライフカードの他にも、ポイント還元率の高いクレジットカードが知りたい方は下記記事を参考に。支払いでお得なカードを紹介中です。

news.cardmics.com

*1:残念ながら夫婦が同じ誕生月だとこの「裏技」は利用できません。また、夫や妻のクレジットカードを、配偶者だからといって勝手に利用することは出来ないので、あくまで誕生月を年に2回貰うためには家族それぞれでカードを発行&利用するか、誕生月の家族に支払いを集中させるなどの対策で行ってもらえればなと思います。

*2:特定店舗でのみ利用可能な商品券にサンクスポイントを交換した場合には、初年度からポイント還元率が1.5程度にすることは可能といえば可能。ただ使える店舗がかなり限られているので、今回はライフポイントをJCBギフトカードに交換した場合のポイント還元率で紹介をさせていただきました。

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