ステータスの高いクレジットカードとして、絶大な人気を誇るアメリカン・エキスプレス・カード(通称:アメックス)。
しかし、ひとことにアメックスといっても、日本国内にはアメックス本体が発行&管理しているクレジットカードもあれば、楽天カードやセゾンカードがアメックスと提携&発行してるカードも存在。
それゆえ、どのアメックスが自分にとってお得かわからない…といった悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
そこで今回はクレジットカードの専門家である私が、おすすめのアメリカン・エキスプレス・カードを徹底解説。
あわせて基礎知識や保有メリットなども解説するので、アメックス選びで迷ったらこちらの記事をご覧ください。その比較方法がわかりますよ。
- 専門家おすすめのアメックス:
- 年会費無料のアメックスカードまとめ:
- アメックスの基礎知識:
- アメックスの保有メリットまとめ:
- アメックスに関するその他情報:
- よくある質問とその答え:
- さぁアメックスを作ろう:
専門家おすすめのアメックス:
早速、当サイト『クレジットカードの読みもの』がおすすめするアメリカン・エキスプレス・カードを紹介していこうと思います。
アメックスプラチナ:
『社会的なステータス性が欲しいから、アメックスを入手したい!』という方にとって一番おすすめ&効果的なのがアメックス社のプラチナカードであるアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードです。
このプラチナカード、年会費にして16万5,000円(税込)を必要とするとんでもないクレジットカードなんですが、そのステータス性は即入手可能なアメックスの中でもピカイチ。
なにせカードそのものが金属で出来ているため、お店で使う度に周りから『おおっ!』と思われるメリットがあります。
メタル製のプラチナ・カード
スタイリッシュなメタル素材を採用したこの一枚は、魅力あふれる特典やサービスで、あなたらしい輝きに満ちた毎日をサポートします。
年会費相応のサービスも完備:
『いやいや、いくらステータス性が欲しいと思っても、クレジットカード保有にそんな大金は払えないよ』と思う方もいるかも…ですが、アメックスプラチナは意味もなく年会費が高いクレジットカードではありません。
ではどんな保有メリットがあるのか、一番大きな魅力はアメックスのコンシェルジェサービスが使える点。
プラチナ・コンシェルジェ・デスク
プラチナ・カード会員様専用窓口「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」では、24時間365日、カードやサービスのお問い合わせ、旅のご準備やレストランのご予約など、各種ご要望を承ります。
こちらを利用すると飛行機や新幹線のチケットを手配してくれたり、予約が取れないフレンチレストランや割烹を予約してもらえる…など、様々な作業を代行してくれるメリットがあるので、使い方次第では仕事や私生活の時間をもっと充実させることも。
私もよく、自分で手配するのが難しい人気旅館や寿司店などの予約代行を依頼していますよ。当然、大幅な時間の節約につながってます(コンシェルジュデスクの活用方法はこちらの記事も参照)。
知らない情報を入手できるメリットも:
さらにアメックスには世界的なネットワークが存在するため、たとえばイタリアやフランスなどに旅行をする際、『この地域で地元の人に人気のレストランを予約してほしい!』といった要望を投げることも可能。
こういった情報は自分でいくら調べても入手できない情報なので、より濃厚な旅行を楽しみたい方にとっては最適なのではないでしょうか?
- 自分で調べる:時間がかかる&店選びで失敗することも
- アメックスに投げる:丸投げして調べてもらえる
是非、コンシェルジュを活用して年会費以上のリターンを得てもらえればと思います。
セゾンプラチナ・ビジネスアメックス:
アメリカン・エキスプレス・カードは欲しいけど年会費は安く抑えたい…と思う方に最適なのが、アメックスとクレディセゾンが提携発行している「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(通称:セゾンプラチナ・ビジネスアメックス)」です。
こちらはアメックスゴールドよりも上のプラチナカードに値するカードにも関わらず、年会費はわずか2万2,000円(税込)のみ。
本家のアメックスプラチナと比べると、かなり割安にアメリカン・エキスプレスブランドのプラチナカードが入手できます。
ステータスはやや下がる:
但し、セゾンプラチナ・ビジネスアメックスは悪くいうと、所詮、セゾンカード発行のアメックス。
アメリカン・エキスプレスの本家が発行しているプラチナカードではないので、ステータス性の高さを目当てにアメックスが欲しい方にとっては、やや物足りな存在になってしまうかもしれません。
作成時にはこの点をご理解の上、申込していただければと思います。
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード:
American Express®のステータス性とサービス性、そして年会費負担のバランスがちょうどいいなぁ…と個人的に思うのが三菱UFJニコス株式会社が発行している三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードです。
こちらはセゾン発行のアメックスプラチナと違ってカード利用による年会費の割引制度がありませんが、あなたの代わりにあれこれ手配をしてくれる秘書サービス「プラチナ・コンシェルジュデスク」が使えたり、高級レストランの食事代が半額になる「プラチナ・グルメセレクション」など、年会費以上に活用できるサービスが豊富。
プラチナ・コンシェルジュサービス
国内・海外でのレストランのご予約、海外のミュージカル等のチケット手配、さらに海外でのトラブルや急な病気などの緊急時のご支援まで、専任のスタッフが24時間365日、プラチナ会員様のご相談やご要望にお応えするコンシェルジュ・サービスをご用意しております。
まるでブラックカードかと思えるようなカードデザインも、そのステータス性を押し上げているように思います。
家族カードが活用できるのが嬉しい:
あと、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードは無料で家族カードを1枚発行できるのですが、その家族カードでもプライオリティパスの発行が可能(プライオリティパスの解説はこちら)。
- カード保有者本人:プライオリティパス発行可
- 家族カード保有者:プライオリティパス発行可
アメックスゴールドと違ってプライオリティパスに利用回数制限もないので、夫婦揃って世界中を旅行して周りたい…という方などに最適な1枚になるものと思われます。
アメックスプラチナは直接申込可能になった:
アメックスが自社で発行しているほうのアメックスプラチナは従来、直接申込をすることができない招待制のクレジットカードでしたが、それが2019年に方針転換。
- 2018年まで:直接申込できない招待制だった
- 2019年以降:いつでも直接申込可能に
現在では直接申込ができるプラチナカードになっているので、欲しい方は申込を検討してみてください。
審査基準についてもだいぶ、引き下げられているものと思われます。
年会費無料のアメックスカードまとめ:
続いてアメックスは欲しいけれども、高い年会費を払うのはちょっと…という方向けに、一応、年会費無料 or 条件付きで年会費が無料になるアメリカン・エキスプレス・カードについても紹介しておきます。
楽天カード(アメックス):
2018年より楽天カードではアメックスと提携をしたクレジットカードを発行中。
こちらであれば年会費無料でアメックスを入手可能なだけでなく、支払いで使うと楽天ポイントが貯まるメリットがあります。
高還元率でお得な年会費無料のアメックスが欲しいなら…といった感じです。
ステータス性は期待できない:
ただ、いくらアメリカン・エキスプレスのロゴが入ったところで所詮、楽天カードは楽天カード。
作成しても高いステータス性が得られるとは思えないので、保有者の自己満足になってしまう可能性大かもですね。
決して人前で自慢げに出さないよう、お気をつけください。
apollostation card:
出光や昭和シェル等のガソリンスタンドでお得に給油ができるapollostation card(アポロステーションカード)にも、アメックスブランドを付帯可能。
こちらも楽天カード同様にただアメックスのロゴマークが入っただけのクレジットカードになってしまう可能性大…ですが、普段から車をよく使う方などには面白い1枚になることでしょう。
メリットは優待が受けられること:
尚、apollostation cardでアメックスブランドを選択すると、「アメリカン・エキスプレス・コネクト」と呼ばれるアメックス公式の優待サービスを利用可能。
旅行代が安くなる割引サービスや、ショッピング利用時のポイント還元率があがる優待などが用意されていますよ。
入手時は活用ください。
セゾンパール・アメックス:
高い年会費は払えないけどアメリカン・エキスプレス・カードらしいクレジットカードを持ちたい!そんな要望を方におすすめなのがセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード。
こちらは券面デザインがもはやアメリカン・エキスプレス・カードそのもの。
誰がどうみてもアメックスの高級感が漂うデザインになっているので、見た目重視のアメックスが欲しいならこのカードで決まりでしょう。
ちゃんと使う人には年会費無料:
但し、年会費は残念ながら完全に無料…というわけでにはいかず、年に1度でも利用すれば翌年の年会費が無料になる仕組みが採用されている点はやや注意。
まぁもとよりクレジットカードを作成したら使う予定がある方ならたいした問題ではないのですが、使うかどうか曖昧な方は年会費負担が発生してしまう可能性があります。
- 年に1度でも支払いで使う人:いつまでも年会費無料のまま
- 作ったまま放置しちゃう人:年会費が発生しちゃう可能性大
あと、セゾンパールで貯めたポイントには有効期限がないので、いつもポイントを失効させちゃう…というズボラな方向き。
どんどんポイントを貯めて、Amazonギフト券等に交換をしてもらえればなと思います。
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード:
アメックスも欲しいけどマイルも貯めたい…という方にとって最適なのがヤマダLABI ANAマイレージクラブカード。
こちらはご存知、ヤマダ電機でお得に使えるクレジットカードなので、家電量販店での買い物が多い方にもおすすめできる1枚になっています(カード払いをしてもポイント付与率が落ちないメリット有り)。
年会費は条件付き&マイルはそれほど貯まらない:
しかしながらいくつか問題点も。
1つはセゾンパール・アメックス同様、条件付きで年会費無料になる点は作る前にしっかりと把握しておいたほうが良いでしょう(年に1度の利用で翌年年会費が無料に)。
- 年に1度は利用する:翌年の年会費も無料
- 年に1度も使わない:翌年から年会費発生
また、マイルが貯まるクレジットカードであるとはいえ、マイル獲得に向いているクレジットカードといえば微妙なところもあるので、本気でマイルを貯めたいなら別のカードを使うほうがおすすめですね(マイルが貯まるカードはこちら)。
これら2つの点にはご注意ください。
ビジネス用のアメックスには年会費無料はない?
個人事業主や中小企業経営者にも人気のアメックスですが、現時点では残念ながらビジネス向けの年会費無料アメリカン・エキスプレス・カードは存在しません。
そのため、どうしても年会費負担を抑えた上でビジネスカードを作りたいなら、もうアメリカン・エキスプレス・カードというこだわりを捨て、他のVisaやMastercard提携のクレジットカードを作るほうがおすすめ。
こちらなら年会費数千円程度の負担のみで作れる法人向けゴールドカード…なんてものもありますよ(詳しくはこちらの記事を参照)。
アメックスの基礎知識:
おすすめのアメックスを紹介したところで、次はアメリカン・エキスプレス・カードの基礎知識や審査基準についても解説していこうと思います。
どのアメックスを選んで良いかまだ迷っている方はこちらも参考にどうぞ。
アメリカン・エキスプレスとは?:
まず、アメリカン・エキスプレスとはなにかを解説すると、これはVisaカードやJCBカードなどと同じクレジットカードです(クレジットカードの仕組みを知らない方は下記記事も参照)。
つまりアメリカン・エキスプレス・カードを入手すれば、コンビニやスーパーマーケットでの支払いに使えたり、飲食店やデパートでの支払いもOK。
他にも電気代やガス代などの公共料金や、楽天市場やAmazonといったネット通販モールでも支払いに使えます。
支払いでポイントが貯まるのも同じ:
また、買い物などの支払いにアメリカン・エキスプレス・カードを使うと、支払額に応じてポイントが溜まるのも他のクレジットカードとまったく同じ。
それゆえ、アメックスとはなにかと聞かれたら、クレジットカードである…と覚えておけば間違いないでしょう。
VisaやJCBとの違いについて:
ではVisaカードやマスターカードと比べた時、アメリカン・エキスプレスはなにが違うのかというと、正直、使い勝手がそれらのブランドより見劣りします。
たとえば、日本国内で支払いに使えるお店の数はVisaカードやJCBカードのほうが多いですし、世界的な知名度についてもVisa&マスターカードに全く勝てない状況(下記図解はこちらより転載)。
要するに「支払いのみ」で考えるならアメリカン・エキスプレスは4番手、5番手のクレジットカードブランドで間違いないのです。
アメックスは支払い以外のサービスが充実:
反面、そんなアメリカン・エキスプレスがなぜ未だに生き残れているのかというと、それは「支払い以外のサービス」が充実しているため。
実際、テレビCMで放送されているように穴場レストランで食事ができたり、会員限定のコンサートが開催されたりするなど、アメックスを持っているからこそ受けられるサービスは多種多彩。
- カードは支払いにだけ使えればOK:アメックスを持つ価値なし
- 支払い以外のサービスも求める:アメックスを持つのがおすすめ
その結果としてブランドイメージが非常に高く、多くの方に愛用されているクレジットカードになっているのですね。
アメックスは大きく分けて2種類存在:
日本国内で発行されているアメリカン・エキスプレス・カードは主に2種類。
1つはアメリカン・エキスプレス社そのものが発行している『本家アメックス』と呼ばれているクレジットカードで、多くの方が抱いているアメックスへのブランドイメージはだいたいこちらの本家カードに対してのものですね。
テレビCM等でかっこいいCMを流しているのも、本家アメリカン・エキスプレスによる宣伝となります。
他のカード会社と提携して発行しているカードも:
2つ目は楽天カードやクレディセゾンと提携して発行をしている『ライセンス提携(提携アメックス)』と呼ばれているカードです。
こちらはアメリカン・エキスプレスのブランドロゴこそ券面に刻印されているものの、アメックスならではのサービス内容はやや少なめ。
ポイント制度や引き落とし日等についても提携先のカード会社ごとに異なってくるので、アメックスであってアメックスではない印象を持ったほうが良いかもしれません。
この2種類をわかりやすく図解にするとこんな感じになります。
ご覧のようにアメリカン・エキスプレス社が自社で発行しているアメックスが「本家アメックス」、セゾンカードや楽天カード等のカード会社とアメックスと提携して発行しているのが「ライセンス提携(提携アメックス)」となります。
提携アメックスにも2種類ある:
尚、提携アメックスにも実は2種類あって、アメックスがカード会社と提携して発行している「ライセンス提携カード」以外にも、アメックスそのものが全日空やデルタ航空等と発行しているカードも存在。
- 他のカード会社と発行:ライセンス提携カード
- 航空会社等と提携して発行:自社発行だが提携カードでもある
しかしこちらの提携カードはアメリカン・エキスプレス本体が発行している本家アメックスの一種でもあるため、当サイト『クレジットカードの読みもの』では本家アメックスとして紹介させていただいております。
予めご了承ください。
現在のアメックスの審査基準について:
これから本家アメックスを申し込もうと思っている方にとって心配な点といえば、その審査基準ですよね。
なにせアメックスといえば富裕層が持つクレジットカードの代表格。
事実、1990年ごろのバブル当時だと年収1,000万円以上のエリートしか持つことが許されなかったので、今もその印象が強い方であればあるほど『アメックス保有なんて自分には無理だろう…』と思ってしまうことでしょう。
審査基準はだいぶ緩和されてきている:
しかし、2024年現在の審査基準だとアメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(通称:アメックスグリーン)やアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは、ごくごく庶民でも発行できるクレジットカードに変化済み。
必要年収も1,000万円なんてまったく必要なくて、年収300万円もあれば作れてしまう可能性が高い状況なんです。
- バブル当時:年収1,000万円以上が必要だった
- 現在:年収300万円でも作成可能
また、作成に必要な年齢にも変化が生じていて、現在だと20代であれば問題なく作成可能。
27歳や28歳といった20代後半の方は当然のこと、21歳や22歳といった20代前半の方でも作成できるため、年齢でアメックス作成をあきらめる必要性はありません。
20代の正社員なら作成できる可能性大:
まとめると、バブル当時、憧れの的だったアメックスゴールドは現在、年収300万円程度の20代でも作成可能なゴールドカードに変化。
- 大学を卒業したばかりの22歳:審査対象
- 20歳になったばかりの社会人:審査対象
要はお金持ちではなくても作れてしまうクレジットカードとなっているので、『自分にはアメックス入手は無理なんじゃないか?』と思わず、申込に挑戦してみてください。
きっと驚くほどあっさりと審査に通過できてしまうものと思いますよ(さらに詳しい審査基準は下記記事参照)。
世間的な評判がすごく良い:
前述のようにアメックスはもはや、審査が厳しいクレジットカードではありません。
しかし、これを読んでいるみなさんがご存じなかったように、多くの方にとってのアメックスは未だにハイステータスなクレジットカード。
仲間うちや異性の前で利用すれば『へぇ、アメックスを持ってるんだ!』と驚かれることも少なくないと思います。
- 実際の審査基準:20代でも持てる普通のカード
- 世間の印象や評判:憧れのクレジットカード
審査基準が緩和されたことを知ってるのは一部の情報通のみ。世間的にはあまり知られていないのです。
支払いに使えるお店は大幅増加:
あと、アメックスといえば、使えるお店が少なくて使い勝手が悪い…なんて評判が過去にはありましたが、こちらはすでに解消済。
クレジットカード大手のJCBと提携をしたことにより、現在ではJCBカードが使えるお店でもアメックスが使えるようになっているため、利用できるお店探しで苦労することはほとんどありません。
これを難しい言葉でいうと、加盟店の相互開放といいます(JCBとアメックスが互いに加盟店を融通し合ってるってこと)。
すべてのJCB加盟店で使えるわけではない:
とはいえ、すべてのJCB加盟店でアメリカン・エキスプレス・カードが使えるのかというとそうではなく、一部の店舗ではアメックスの利用を受け付けてくれないことも。
- 店舗独自のシステム的な問題で、アメックス決済が出来ない
- 店員が単純にアメックスも使えるということを知らない
- 間に入っているカード代理店が対応していない
- ネット決済などの例外がある(アメックスはカード番号数が少ない)
まぁそれほど数は多くはありませんが、JCBカードそのものに比べると利用できる店舗数が少ないのは理解しておいたほうが良いかもしれません。
肌感覚としてはJCB加盟店の85%くらいで使える…といったところでしょうか。
海外ではやや使いにくい:
あと、アメックスが使えるお店が多いのは日本国内での話。
海外でアメックスが使える国や地域はそこまで多くないので、高級ホテルやレストランといった場所でもない限りは、やや使いにくさを感じてしまう可能性は高いですね。
- 日本国内での利用:使いにくさはない
- 海外での利用:使える場所は少ない
海外旅行や出張の際には、アメックス以外にもVisaカードやMastercardを一緒に持っていってもらえればなと思います。
アメックス提携の楽天カードならフリーターでも作れる:
アメックス本家発行のアメックスグリーンやアメックスゴールドよりも、審査基準が低く抑えられているのが楽天カード発行の楽天カード・アメリカン・エキスプレス・カード。
こちらであればフリーターやパート主婦であっても問題なく審査対象となっているので、年収や職業に不安な方はこちらを検討ください。
ステータス性はまったくありませんが、一応、アメックス保有者の仲間入りできるものと思います。
アメックスの保有メリットまとめ:
続いてアメリカン・エキスプレス社が直接発行をしているアメリカン・エキスプレス・カードの保有メリットをまとめておきます(いわゆる本家アメックスについての解説)。
アメックスのトラベルサービスは一級品:
本家発行によるアメリカン・エキスプレス・カードの一番の保有メリットといえば、旅行関連のトラベルサービスが充実していることでしょう。
空港ラウンジの無料利用から荷物の無料配送、海外旅行保険の充実などだけでなく、渡航先で困った時のヘルプデスクの対応まで、海外旅行に行く時の安心さではこのクレジットカードの右にでるカードはありません。
中でも空港ラウンジが同伴者1名とともに無料利用できるサービスは有名ですね。
- 一般的なカード:空港ラウンジが使えても自分1人
- アメックス:空港ラウンジは同伴者とともに2名で利用可能
空港ラウンジのご案内
お手持ちのアメリカン・エキスプレス🄬のカードとご利用当日の搭乗券をご呈示いただくと、国内28か所、海外1か所の空港ラウンジを、同伴者様お一人様と共に無料でご利用いただけます。
しかもこの特典はアメリカン・エキスプレス・グリーン・カードを除き、ほぼすべての券種で利用できるサービスである点も、アメックスがいかにトラベル優待に力を入れているかがわかります。
同僚や部下との出張や、恋人や夫婦での旅行に役立つこと間違いなしです。
カード名 | 自分の利用 | 同伴者の利用 |
---|---|---|
マリオットボンヴォイアメックス | 無料 | 無料 |
アメックスゴールド | ||
アメックスプラチナ | ||
ANAアメックス |
※デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カードなど、同伴者が無料にならないカードはほかにも一部存在。
国内ホテルでも使えるアメックス:
他にもアメリカン・エキスプレス・カードの上位カードであるアメックスプラチナには、ファイン・ホテル・アンド・リゾートと呼ばれるホテル宿泊の優待サービスが存在。
こちらのサービスを利用してホテル予約をすると宿泊時にアーリーチェックイン&レイトチェックアウトの両方が使えるなど、様々なメリットを得ることができます(アーリーチェックインは空室があった場合のみ)。
ファイン・ホテル・アンド・リゾート
「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」は、世界1100ヶ所以上の優雅でスタイリッシュなホテルやリゾート施設が参加する、カード会員様のための特別なプログラムです。
「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」参加ホテルでの宿泊をご予約いただくと、数々の魅力ある優待特典ともに、ホテルに到着された瞬間から、洗練されたおもてなしをご堪能いただけます。
- チェックイン時の空室状況により、12:00よりチェックイン
- チェックイン時の空室状況により、お部屋をアップグレード
- ご滞在中の朝食をサービス(2名様まで)
- 客室内のWi-Fi無料
- チェックアウト時間の延長(16:00まで)
- ホテルのオリジナル特典
加えてファイン・ホテル・アンド・リゾート利用時には100ドル相当の利用クーポンや部屋のアップグレードにも対応されやすくなるので、リッツカールトンホテルやグランドハイアットなどなど、国内外の高級ホテルに泊まる機会が多い方はこれだけでアメックスの年会費くらいカンタンに元が取れてしまうのではないでしょうか?
活用すればホテル宿泊時の満足度が劇的に高まることでしょう。
アメックスのポイント制度は有効期限無し:
次にあまり知られていませんが、アメリカン・エキスプレス・カードのポイント制度は実質、有効期限がありません。
- 本家アメックスのポイント制度:有効期限なし
- 提携カードのポイント制度:提携先による
そのため、1年や2年といった短期間だけでなく5年、10年といった長期にわたってポイントを貯蔵しておくことも可能なのはアメックスの大きな保有メリットですね。
ポイントの交換をついつい忘れてしまう方にもおすすめです。
マイルを使いたい時にポイント交換もできる:
また、このポイントの有効期限がない…というのは、世界を旅したいマイラーの方にもメリットあり(アメックスのポイントは大手航空会社のマイルに交換可能)。
これは単純な話、使いたい時にアメックスのポイントを航空マイルに交換して利用すれば、実質的にマイルの有効期限を無期限にできるためです。
- マイルを直接貯める:
使わないとマイルが失効する可能性あり - アメックスでポイントを貯める:
マイルを使わない時は交換せず、マイルを使う時にポイント交換すればOK
ポイント有効期限がない強みをうまく、活用してもらえればと思います。
一番上のステータスを目指せるカード:
アメックスの保有メリット、最後は自分の社会的地位向上に合わせて、色を変えていけるカードなことです。
たとえば大学を卒業したと同時に緑色のアメックスからスタートした人が、成長や出世とともにゴールドカード、プラチナカード、そして最高峰のブラックカードに至るまでステップアップしていくことが出来たら、その頃にはきっと、あなたは有名企業の取締役クラスや立派な社長さんになっている頃はず。
- 社会人駆け出し:アメックスグリーン
- 社会人中堅:アメックスゴールド
- 部長クラスへ昇進:アメックスプラチナ
- 役員や社長へ昇格:アメックスセンチュリオン
こんな感じでアメックスは自分の今を映し出す鏡のようなものなので、是非、社会人としての成長に合わせて、アメックスをグレードアップしていってみるといろいろと面白いのかなと思います。
アメックスに関するその他情報:
その他、アメックス作成時に役立つ情報をまとめておきます。アメックスについてもっと詳しく知りたい方はどうぞ。
ICチップは2015年頃から搭載開始:
アメリカン・エキスプレス・カードといえば磁気ストライプによる決済のみで、ICチップ決済には対応していない…という印象をお持ちの方もいるかもですが、現在では新規発行されるアメリカン・エキスプレス・カードのその全てにICチップが搭載済み。
だいたい2015年の終わり頃から搭載が開始されているので、現時点でICチップ未搭載のアメリカン・エキスプレス・カードをお持ちの方も、次回のカード更新でICチップ付きのものに切り替えられることでしょう(アメックス公式より引用)。
アメリカン・エキスプレスは、セキュリティに優れたICカードの発行をはじめます。今後発行されるカードは、段階的にICカードに切り替わります。
ICカード端末を設置の店舗でのショッピングなどでカードをご利用の際、4桁のICカード暗証番号を入力していただくことでスムーズなカード決済が可能です。
アメックス側もやっと重い腰を上げたことになります。
タッチ決済搭載は2021年頃から:
またアメリカン・エキスプレス・カードをクレジットカード決済機に近づけるだけで支払いできる「タッチ決済」は2021年頃から導入開始。
ピッという間にお支払い
タッチ決済とは、専用リーダーにカードをタッチするだけでお支払いが完了する決済方法。
新規申込者は最初からタッチ決済が搭載されたアメリカン・エキスプレス・カードが届くので、そのままセブン-イレブンやローソン等のコンビニでスムーズな支払いが可能となります。
あわせて活用ください。
レッドカードやプラムカードも存在:
アメリカン・エキスプレス・カードにはグリーン、ゴールド、プラチナ、ブラックの4種類しか存在しないと思われている方も多いのですが、海外には別カラーのアメリカン・エキスプレス・カードがいくつか存在。
個人的に面白いなぁ…と思ったのが真っ赤なレッドカードですね(アメリカン・エキスプレス・レッド)。
こちらはPRODUCT REDと呼ばれる医療支援の一貫として発行されたカードゆえ、現在ではすでに入手困難(Wikipediaより引用)。
アメリカン・エキスプレス・レッド(American Express Red)は、アメリカン・エキスプレスのクレジットカード。
2006年3月にイギリスで最初に発行された。申請者はイギリスの住民でなければならない。それはプロダクト・レッド・イニシアティヴの一部である。
カードの原則は、そのカードで支出される度ごとに、総額の1%が世界基金と呼ばれる基金に充てられるというものであり、AIDS、結核、マラリアの対策のため2002年に創設された。
日本でも発行されてたら某アニメの影響で人気が出そうな気もするのですが、どこの国でも発行はされていないようです。
※このプロダクトレッドは現在でも継続されていて、最近だとAppleが真っ赤なiPhoneを販売してるのはこの取組の一環です(引用はこちらから)。
それは未来を変える色。(RED)を選ぶ。いのちを救う。
9月30日までAppleは(RED)と連携し、購入していただいた(PRODUCT)RED製品の該当する売り上げ全額を、グローバルファンドの新型コロナウイルス(COVID-19)対策に提供します。
これにより、新型コロナウイルスの大流行で最も危機的な状況に置かれている医療制度に対し、極めて重要な支援ができます。HIV/AIDSから命を救う取り組みを、サハラ以南のアフリカで維持することにもつながります。
ワインレッドのプラムカードも:
他にもワインレッド色をしたアメリカン・エキスプレス・カードがアメリカには存在(The Plum Card from American Express)。
こちらは法人経営者がちょっとお金に困った時に使うカードみたいなので、格付けが上のカードというわけではありません。
ETCカードは新規発行手数料がかかる:
高速道路のスムーズな通行に欠かせないETCカード。
アメリカン・エキスプレス・カードでも他のクレカ同様にETCカードを作ることが可能…なんですが、アメックスではETCカード発行に対して新規発行手数料が必要となる点はやや注意が必要です(過去には発行手数料が無料だったが現在では有料化)。
ETCカードの年会費廃止と新規発行手数料について
これまで個人カード会員様向けのETCカード年会費は、初年度年会費無料、次年度以降は、ご利用が無い場合に限り500円の年会費を頂戴しておりましたが、2017年1月よりご利用の有無にかかわらず年会費を無料とさせていただきます。
また、2017年2月15日より新規発行分につきましては、発行手数料として1枚につき935円(税込)をいただくことになりますのであらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
ETCカードを使おうが使わまいが、新規発行手数料がかかります。
発行にかかる期間は約2週間:
そんなアメックスのETCカードですが、申し込みから発行までにかかる時間は約2週間程度とのこと。
加えてアメックス保有者は1人につき5枚までETCカードを発行可能なので、車やバイクごとにETCカードを複数枚所有しておきたい富裕層の方には、使い勝手が良いETCカードになるかもですね。
- ETCカードは、お申し込み後約2週間でお届けいたします。
- ETCカードの発行は、基本カード会員様はお1人様につき5枚まで、家族/追加カード会員様はお1人様につき1枚の発行となります。
是非、上手に活用してもらえればと思います(さらに詳しいETCカードの解説は下記記事を参照)。
AMEX QUICPayはサービス終了:
おサイフケータイ対応の携帯電話やスマートフォンで利用可能だったAMEX QUICPayは、2019年2月28日付けで終了済み(公式リリースより引用)。
「AMEX QUICPay」サービス終了のお知らせ
誠に勝手ではございますが、携帯電話やスマートフォンを利用した決済システム「AMEX QUICPay」は、2019年2月28日をもちまして、サービスを終了させていただくことになりました。
サービス終了に伴い、「AMEX QUICPay」の新規登録およびID再発行の受付は2018年9月30日の受付分をもって終了いたします。
今後はiPhone版のおサイフケータイとも言えるApple Payで利用をするか、クレディセゾン発行のアメリカン・エキスプレス・カード経由でGoogle Pay等を使うなどすればQUICPay加盟店で支払いが可能です。
- iPhone利用者:本家アメックス発行のカード等
- Android携帯利用者:クレディセゾンのアメックス
どうしてもQUICPayを使いたい方はどうぞ。
American Expressの社名の由来:
アメリカン・エキスプレスはそもそもの話、なぜ特急や運送便という言葉を表すExpress(エキスプレス)という社名を使っているのでしょうか?
expressとは
- 不可算名詞 《主に米国で用いられる》 (至急)運送便.
by express 運送便で.- 不可算名詞 《主に英国で用いられる》 速達便.
by express 速達便で.- 可算名詞 急行列車.
travel by express 急行で行く 《★by express は無冠詞》.
これはアメリカン・エキスプレスの歴史と深い関係あり。わかりやすくWikipediaより引用させていただくと、こんな感じとなります。
運送業者として開業
1850年に、ウェルズ・ファーゴの創設者でもあるヘンリー・ウェルズとウィリアム・ファーゴ、ジョン・バターフィールドの3人によって、荷馬車により貨物を運ぶ宅配便業者として事業を開始した。
事業は好調に推移し、輸送網を全米、および隣国のカナダやメキシコにも広げた。
金融業へ進出
1882年に、世界で初めて郵便為替業務を開始したことで、同社の主事業となる金融業に参入した。
1891年には、ウィリアム・ファーゴの発案により、世界で2番目(世界初は、1841年のトーマスクック・トラベラーズチェック)のトラベラーズ・チェックを発行し、アメリカ国内のみならず事業展開していた各国に導入を行った。
要はもともと運送業者として開業した企業だったために、アメリカの運送業者という意味合いを込めてアメリカン・エキスプレスという社名が選ばれたようです。
まぁ知ってしまえば単純な由来ですね。
カードビジネスを始めたのは1958年:
その後、アメリカン・エキスプレスでは1958年にクレジットカード発行事業を開始。
この事業が世界的に普及して知名度があがっていったために、現在のアメリカン・エキスプレス=クレジットカード会社というブランドイメージが出来上がありました。
つまりアメリカン・エキスプレスとしての歴史の中ではむしろ、クレジットカード事業のほうが後発&歴史が浅い事業にすぎないということ。
クレジットカード事業参入
1958年には、アメリカ国内のホテル組合が設立し、既に営業兼運営を行っていたアメリカホテル組合のクレジットカード会社を買収し、1959年には、ISO/IEC 7810に準拠した磁気ストライプカードを利用した方式が導入された。
ジェット機の就航による更なる海外旅行の大衆化の促進や、アメリカ国内の好景気を背景に業務の拡張は続き、1966年にゴールドカードを導入した他、1984年にプラチナカードを導入した。
また、1970年代から1980年代にかけて世界各国でクレジットカードの発行を開始し、世界的普及を背景に事業規模を全世界的に拡大した。
運輸業の歴史はそれよりも100年以上も古いものなので、未だに社名に「エキスプレス」という文字が残っている状況となります(アメックスは現在でも旅行代行業としての業務を持つ企業)。
よくある質問とその答え:
さらにアメックスへの理解を深めてもらうため、Q&A形式でよくある質問とその答えを作っておきます。まだまだ疑問がある方はこちらで解決ください。
Q.本当にアメックスゴールドは審査通過できるの?
『アメックスゴールドの昔の審査基準を知ってるから、今の審査がそんなに緩和されたなんて信じられないなぁ…』と思う40代、50代の方は多いかもしれませんが、これは間違いのない情報です。
実際、25歳になったばかりの私の友人もアメックスゴールドを保有中ですし、取引先の社員もアメックスゴールドの審査を突破。
どちらもお世辞にも年収が高い方ではないので、年収にして300万円もあれば作成できる可能性は十分に高いと思われます。
アメックスグリーンも同様の審査難易度:
これはノーマルなアメックスグリーンの審査も一緒。
審査難易度としてはアメックスグリーンもゴールドも同じくらいであると想定されるので、『私にはアメックスゴールドの審査突破は無理だろうから、グリーンを作ろうかな』と思う必要性はありませんよ。
欲しいほうを申込あるのみです。
Q.限度額はどのくらいもらえるの?
アメックス作成でもらえる利用限度額についてはまさにピンきり。
ステータス性が高いと思われているアメックスゴールドであっても利用限度額にして20~30万円くらいしかもらえないこともあれば、年会費無料のアメックス付き楽天カードで100万円の利用限度額がもらえる場合なんてのもあるので、あなたの信用力次第なところが大きいと思われます。
利用し続ければ100万円以上は余裕:
ただそういった低めの利用限度額というのは、アメックスを入手した直後だけの話。
その後、継続してアメックスを利用していけば限度額は徐々に高まっていき、数年後には100~300万円くらい余裕で利用できるようになります。
- 入手直後の限度額:かなり低め
- 継続利用後の限度額:かなり高くなる
加えて本家アメックスには利用限度額以上に支払いで使える、デポジット制度も存在。
こちらを利用すると1億円の支払いにだってアメックスを利用できるようになるので、多額の限度額を必要とする株式会社や合同会社などの法人経営者はうまく活用してみてください。
詳しくは下記記事を参考にどうぞ。
Q.センチュリオンカード入手は出来るの?
日本国内で発行されている最高峰のクレジットカードといえばアメックスのセンチュリオンカード。
このセンチュリオンカード欲しさにアメックスを作ろうと思っている方も多いかと思いますが、センチュリオンカードだけはガチで入手が難しいクレジットカードなので、年収数千万円以下の生半可な金持ちでは目指さないほうが良いかもです(苦笑)
- 年収3,000万円未満の方:目指すだけ無駄かも
- 年収3000万円以上の方:目指せばあるいは…
しかも年間利用額にして最低でも数千万円はクレジットカードを使わないと招待状入手は無理…と、審査難易度についてもすべてのクレジットカードの中でトップクラスであると思われます。
発行は細々と行われている:
そんな審査ハードルが高い中でも、センチュリオンカードの新規発行は現在でも細々と継続中。
私の知人もつい先日、センチュリオンカードの招待状を入手したばかりなので、利用金額が多い方であればいつかは招待状を手に入れることが出来るかもしれません。
どうしても欲しい…という方はアメックスプラチナを入手した後に挑戦あるのみです(アメックスプラチナは招待制のクレジットカードから、直接申込可能なクレジットカードに切り替わりました)。
Q.ダイナースクラブとどっちが良い?
アメックスと並ぶステータスカードといえばダイナースクラブカードがありますが、どちらのクレジットカードのほうがおすすめかというと、これはもうみなさん次第。
ダイナースクラブカードは食事系サービスに強みがあるものの、本家アメックスが得意としている旅行サポートにはそこまで強いわけではないので、食事重視なのか旅行重視なのかでどちらを選ぶかを決めてもらえればなと思います。
旅行派ならアメックス、食事派ならダイナースクラブです。
審査はダイナースクラブのほうが難しい:
但し、サービスそのものには類似性があったとしても、審査難易度はアメックスよりもダイナースクラブのほうが難易度高。
20代前半の新社会人では作成はまず無理なので、審査上で少し不安がある方などはアメックス一択かもしれませんね(審査基準は下記記事参照)。
比較時にはご注意ください。
あと、アメックスとダイナースクラブのステータス性について調査した結果についても参考に。こちらを見ると、世の中一般的にはアメックスのほうがダイナースクラブよりもステータスが上と思われているようです。
センチュリオンカード入手は果てしなく難しい:
私も過去10年近く、アメックスのセンチュリオンカード入手に奔走してきた人間ですが、現時点で入手は実現せず。
当然、入手に向けてあれやこれやと試行錯誤はしてますが、年に1,000万円前後の中途半端な利用では小金持ちとして扱われてるだけなのかもしれませんね(苦笑)
引き続き精進するしかないのかな…と思います。
さぁアメックスを作ろう:
ここまでアメックスの基礎知識や審査基準や、おすすめのカードについて解説をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
ご覧のようにアメックスはもはや入手難易度の高いクレジットカードではないので、もし興味のある1枚があれば是非、この機会に作成を検討してみてください。
入手すればきっと、あなたの人生がひとつ上にアップグレードされるものと思いますよ。特別なひとときを是非、堪能ください。
以上、専門家おすすめのアメックスはこれだ(2024年版)!基礎知識やメリットに加え、どのアメリカン・エキスプレス・カードがお得かを解説…という話題でした。
参考リンク:
いつかはブラックカードを持ちたい…と思ってる方は下記記事もあわせてどうぞ。
すでに3枚のブラックカードを保有中の私が、ブラックカードの保有メリットや魅力などを解説しています。