今回はインターネット上で絶大な人気を誇る「楽天カード(Rakuten Card)」をわかりやすく解説をした記事を書いてみたいと思います。
ほんとうに楽天カードを作っても大丈夫なの?と心配な方や、楽天カードを作りたいけどどの種類を選んで良いのかわからない方はこの記事をご覧ください。
楽天カードに関連する疑問が一気に解消するものと思いますよ。
- 初心者向けの楽天カード知識:
- 楽天カードの種類について:
- 楽天カード選びに役立つ知識:
- その他の楽天カード関連知識:
- よくある質問とその答え:
- さぁ楽天カードを作ろう:
初心者向けの楽天カード知識:
早速、楽天カードの知識がまったくがない初心者の方向けに、楽天カードに関する初歩的な基礎知識から解説していきます。
楽天カードとはなにか?:
まず楽天カードとは何なのか…というと、これはクレジットカードにあたるもの。
それゆえ、これから楽天カードを作ろうと思う方は、自分が申し込むのはクレジットカードなんだってことをしっかり認識してください。
- 楽天カード=楽天カード株式会社が発行しているクレジットカード
そうじゃないとクレジットカード特有の落とし穴にハマり、人生を狂わしかねないほどの失敗をしてしまうことだってありえます。
クレジットカードの仕組みや落とし穴は別記事で:
では、クレジットカードとは何なのか。
それを詳しく説明するとすごく長くなってしまうため、よくわかっていない方は下記記事を参考ください。読めばクレジットカードとはなんたるかがわかってもらえるはずです。
また、初心者の方が気になる「クレジットカードの落とし穴」も別記事にまとめてあるので、クレジットカードに怖いイメージを持っている方は下記記事もあわせてお読みいただければと思います。
これらの点にさえ注意をすれば、クレジットカードなんて怖いことはありません。
楽天市場を使うなら非常にお得:
楽天カードを保有する最大のメリットといえば、やはり大手通販モールの「楽天市場(らくてんいちば)」でポイントが溜まりやすい点。
たとえば毎月1万円の買いものを楽天市場でしている方なら、楽天カードを保有することで下記のような節約効果を得らることになります。
- 通常購入:年間1,200ポイント獲得
- 楽天カードで購入:年間3,600ポイント獲得
当然、楽天市場の利用金額が多い方だと下記表のようにもっとお得になる計算。
月間利用金額 | 通常購入 | 楽天カード利用 |
---|---|---|
月1万円 | 年1,200ポイント | 年3,600ポイント |
月3万円 | 年3,600ポイント | 年1万800ポイント |
月5万円 | 年6,000ポイント | 年1万8,000ポイント |
月10万円 | 年1万2,000ポイント | 年3万6,000ポイント |
これだけ獲得ポイント数に差があると、楽天カードを作るメリットが明確にわかるのではないでしょうか?
特定日の利用でもっとお得に:
さらにさらに。
楽天市場では毎月5の倍数日に楽天カードを利用するとお得になる「毎月5と0のつく日は楽天カード利用でポイント4倍」キャンペーンを開催中。
毎月5と0の付く日は楽天カードご利用でポイント4倍
こちらを活用すると先程のポイント獲得表がさらに増えるので、楽天市場のヘビーユーザーなら楽天カードを作らない理由がありません。
月間利用金額 | 通常購入 | 5の倍数日に楽天カード利用 |
---|---|---|
月1万円 | 年1,200ポイント | 年4,800ポイント |
月3万円 | 年3,600ポイント | 年1万4,400ポイント |
月5万円 | 年6,000ポイント | 年2万4,000ポイント |
月10万円 | 年1万2,000ポイント | 年4万8,000ポイント |
毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日に楽天市場利用を集中させるだけでお得になります。
楽天市場以外でも非常にお得:
楽天カードがお得なのは楽天市場だけではありません。
街中にあるコンビニ、薬局、スーパーマーケット、百貨店、飲食店、書店、ガソリンスタンドなどなどで支払いに使うと、そのお店が楽天となんら関係がないお店であっても100円の支払いあたり1円分の楽天ポイントを獲得可能。
いつでもどこでも、普段のお買い物で、100円につき1円相当のポイントが貯まります。
難しい言葉でいうと「支払金額に対して1.0%分のポイントが貯まるクレジットカード(ポイント還元率1.0%のクレジットカード)」となるため、日々の生活の中で楽天カードを使うだけで楽天ポイントがどんどん溜まっていくことになります。
利用金額 | 還元率 | 獲得ポイント |
---|---|---|
1万円 | 1% | 100円分 |
10万円 | 1,000円分 | |
50万円 | 5,000円分 | |
100万円 | 1万円分 | |
300万円 | 3万円分 | |
500万円 | 5万円分 |
楽天カード提示でもっとお得に:
加えて楽天カードには、店頭で提示することによって楽天ポイントが貯まる「楽天ポイントカード機能」が内蔵。
こちらを利用すればENEOS、出光、ココカラファイン、吉野家、ココス、大戸屋、ツルハドラッグなどなど、様々なお店で追加の楽天ポイント獲得ができるため非常にお得です。
楽天カードによる支払いでポイント獲得、楽天ポイントカード提示で二重にポイント獲得となります。
楽天ポイントカード+楽天カード決済ならポイントがさらに貯まる!
楽天ポイントカード機能付きの楽天カードであれば、街でのお買い物でもカードを提示するだけで楽天スーパーポイントが貯まります。
キャンペーン登録でさらにポイント獲得も:
まだまだこれだけではありません。
楽天では楽天カード保有者を対象とした「街での楽天カードご利用分がポイント2倍」キャンペーンを定期的に実施中。
キャンペーン期間中の街での楽天カードの今月ご利用分がポイント2倍進呈
適用には諸条件ありますが、普段から楽天市場を利用している方なら適用は決して難しくないものではないので、楽天カードや楽天ゴールドカードを入手したらこちらのキャンペーン登録も忘れないようにしてください。
これで前述の楽天ポイントカード提示等と組み合わせると、2.5~3.0%程度のポイント還元を得ることが出来ますよ。非常にお得です。
顧客満足度調査の1位常連:
そんな楽天市場でもそれ以外でもポイントが溜まりやすい楽天カードは、クレジットカードに対する満足度を調査する顧客満足度調査で1位獲得の常連カード。
なんと過去に実施された14回の調査すべてで1位を獲得しているので、いかに楽天カードが保有者から愛されているのかがわかります(引用元はこちら)。
顧客満足スコア上位
- 楽天カード 72.7
- JCBカード 71.5
- エポスカード 69.5
- 三井住友カード 68.5
- JALカード 68.4
「楽天カード」、2022年度日本版顧客満足度指数調査のクレジットカード業種にて14年連続で第1位を獲得
楽天カード株式会社(以下「当社」)は、発行するクレジットカード「楽天カード」が、公益財団法人日本生産性本部サービス産業生産性協議会から発表された「2022年度JCSI(日本版顧客満足度指数(*1))調査」のクレジットカード業種において、調査開始以来14年連続で顧客満足第1位を獲得しましたので、お知らせします。
発表日現在、14年連続で第1位を獲得しているのは、当社を含め4企業となります。
参考までに過去5年間の順位推移も転載。
JALカードや三井住友カードなど、強力なブランド力を保有しているクレジットカード各社を抑えての1位獲得は立派です(転載元はこちら)。
顧客満足度調査の結果については下記記事も参考にどうぞ。
紛失&盗難時の補償がある:
初心者向けの基礎知識、最後はクレジットカード作成経験のない方にとっての代表的な心配とも言える「紛失&盗難時の対応」について…ですが、こちらは楽天カードの公式サイト上に補償に関する記載あり。
カード盗難保険について
楽天カードには盗難保険が付帯されており、カードの紛失・盗難後に不正使用された場合、弊社がその連絡を受理した日より60日前以降に発生したカード使用の被害額を保険会社の判断に基づいて免除いたします。
要は不正利用された日から60日以内であればその被害額を免除すると確約してくれてるので、仮に10万円を不正利用されても、はたまた300万円使われてしまったとしてもあなたが負担すべき被害は0円で済みます。
補償の対象は多岐にわたる:
ここで気になるのがどういった場合であれば被害額を補償してもらえるのか…というと、これは基本的にあなたが使った利用でないことが証明できればなんでもOK。
たとえば楽天市場に出店しているお店からの個人情報流出で楽天カードが不正利用された場合にも対応してもらえますし、街中で財布ごと楽天カードを紛失して悪用されても補償の対象となります。
他、スリに入られて自宅から楽天カードを盗まれたとか、流行りのフィッシング詐欺に騙されてしまってカード番号や有効期限を入力してしまった場合も問題なし。
- 通販サイトから情報漏えい:補償あり
- 財布と一緒に紛失:補償あり
- スキミング被害:補償あり
- フィッシング詐欺被害:補償あり
- スリや泥棒に盗まれた場合:補償あり
前述のようにあなたが支払いしたカード利用でなければ補償の対象になると思って問題ないでしょう。
反面、どんな場合には補償されないのか?いくつか箇条書きをあげるとこんな感じ。
- 不正被害から61日以上が経過してしまった場合
- 暗証番号を誰かに教えて不正利用された場合
- 家族や恋人による不正被害(あなたの関与が疑われる)
- カード裏面に暗証番号を記入するなど重大な落ち度がある場合
まぁしっかり楽天カードを管理&利用さえしていれば防げるものばかりとなっているので、過剰に心配する必要はありません。
注意すべきは不正利用にいちはやく気付くこと、そして暗証番号を誰かに教えないことくらいとなります(盗難時の補償について詳しくは下記記事を参照)。
楽天ポイントは使いやすさも魅力:
クレジットカードを比較する場合にはどうしてもポイントの貯まりやすさなどのお得さにばかり目がいってしまいますが、いくらお得にポイントが貯められるといってもそのポイントが使いにくくては意味がありません。
その点、楽天カードで貯められる楽天ポイントは、ご存知のように楽天市場で快適に使えるメリットがあるだけでなく、ファミマやガスト店頭で支払いに使える使い勝手が魅力的。
- 使い勝手の悪いポイント:
ポイントの使いみちが少ないので有効期限到達とともに失効させがち - 使い勝手の良いポイント:
ポイントの使いみちが多いのでポイントを失効させてしまうことが少ない
他にも楽天ポイントが貯まるお店であればそのほとんどでポイント払いが利用できるため、ついついポイントを失効させがちな方こそ楽天カード作成がおすすめでしょう(楽天ポイントの貯め方、使い方はこちらの記事も参照)。
楽天カードの種類について:
続いて2024年時点で発行されている楽天カードの種類と特徴をわかりやすく解説。
ひとことに楽天カードといっても、楽天カード株式会社では様々なクレジットカードを発行しているので、どんなクレジットカードがあるのか知りたくなったらこちらを参考にどうぞ。
楽天カード:
楽天カードはその名の通り、楽天カード株式会社が発行している基本となるクレジットカード。
要するに多くの方がイメージする楽天カードそのものなので、楽天カード保有者が周りにいるなら大抵、このクレジットカードを持っていると思われます。
そのくらい保有者数も多く、ダントツ人気No.1のクレジットカードで間違いありません。
年会費無料が最大の特徴:
楽天カード最大の特徴は、入会金&年会費無料のクレジットカードであること。
手数料費用 | 費用 | 解説 |
---|---|---|
入会金 | 無料 | 入会にはお金はかかりません。 |
発行費 | 不要 | カード発行費が別途取られることはなし。 |
事務手続き | 不要 | 手続きにかかる費用も不要です。 |
年会費 | 無料 | 1年間、保有するためにかかるお金は0円。翌年の年会費も無料です。 |
解約手数料 | 不要 | 解約費が取られることもありません。 |
つまり申込&作成をする上でかかる費用は0円で済むために、テレビCMでも話題になっている「楽天カード入会で5,000ポイントプレゼント!」を目当てに申し込む方はかなり多い状況があります。
- 作成&維持費用:0円
- 入会特典:5,000円分の楽天ポイント
まぁタダで5,000円分ものポイントが貰えるなら、そりゃ誰だって申込するってもの。
楽天カード側も当然ながらポイント目当ての申し込みが多いことは理解しているので、ポイント目当ての方も気にせず申し込みしてOKです(下記画像のように楽天カード側もお得な入会特典を設定することで申込者を集めている)。
楽天カードならではのメリットはない:
では、楽天カードならではのメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
こちらは残念ながら他の楽天カードにはなくて楽天カードには存在するメリットは特になし。
基本的には他の楽天カードは、基本となるこの楽天カード+αのクレジットカードであると言えるので、楽天カード全般のメリットのみで良い方はこのカードを、いやいや他にもメリットや優待が欲しい方は他の楽天カードを選択してください。
- 基本サービスだけで問題なし:楽天カードを選択
- 付加サービスや優待も欲しい:他の楽天カードを
まぁあまりクレジットカードを使わない方、楽天市場での利用額が少ない方はこの楽天カードで充分でしょう。
年会費無料でこれだけのお得さが得られるクレジットカードは貴重です。
楽天PINKカード:
楽天PINKカードは女性向けに作られた楽天カードです。
ただ当初は女性向けのサービスや優待が強く打ち出されたクレジットカードでしたが、現在ではカード券面の色やデザインだけが女性向けになってる感あり(楽天カードの女性向けのデザインが楽天PINKカード)。
もはや楽天PINKカードという名称そのものが闇に葬られそうな勢いです。
女性向けサービスは若干の節約に:
楽天PINKカードの特徴は、前述のように女性向けのサービスや優待がいくつか用意されている点。
- 楽天グループ優待サービス
楽天グループサービスをお得にご利用いただける割引クーポンがもらえる - ライフスタイル応援サービス『RAKUTEN PINKY LIFE』
女性向けクーポンが充実!飲食店や映画チケット等、110,000以上の多彩なジャンルの割引・優待特典をプレゼント - 女性のための保険『楽天PINKサポート』
楽天PINKカード限定の補償プランで、女性の日々の生活をより安心に
それゆえ、楽天カードよりも楽天PINKカードを作ったほうがお得になるので、特に女性の方は積極的にこちらのカードを選択するようにしてください。
それだけで下記画像のように、楽天市場や楽天トラベルで使えるお得なクーポン券が入手できますよ。
無理に選ぶ必要性はない:
とはいえ、楽天PINKカードで受けられる優待やサービスはそのほとんどが有料のもの。
その節約効果はさほど大きくない&わざわざ会費を払ってまで使いたい方は多くはないと思うので、券面デザイン等が気に入らないなら無理に選択をする必要性はありません。
- 入会後、最大2ヶ月間:無料で使える
- それ以降:使いたい方は会費を払って利用
あくまでそういったサービスを受けられる余地を残すため、選択しておいたほうが良いですよ…という程度となります。
楽天ANAマイレージクラブカード:
楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天カードと全日空(ANA)が提携して発行しているクレジットカード。
特徴は楽天カードの利用でANAマイルが貯まることにあるのですが、率直、全日空公式のクレジットカードであるANAカードと比べるとあまりお得ではありません(ANAカード公式はこちら)。
強みは年会費が有料になってしまうANAカードに比べ、楽天ANAマイレージクラブカードなら年会費が実質無料なことくらい。
年1回以上の利用で翌年の年会費が無料になるので、年会費負担なしにANAマイルを貯めたい方向きです。
翌年以降は、年1回以上のご利用で年会費550円(税込み)が無料!
楽天カードでもANAマイルは貯まる:
ついでにいってしまうと、楽天ANAマイレージクラブカードではない通常の楽天カードでも、獲得した楽天ポイントをANAマイルに交換することは可能。
そのため、楽天ANAマイレージクラブカードならではの強みは下記の2つのみとなるので、これらに魅力を感じるのであればこちらのカードを、いやいや別にどうでもいいって方なら通常の楽天カードで十分かもしれません。
- ANAマイレージクラブカードとクレジットカードを一体化できる(楽天ANAマイレージクラブカードにANAマイレージクラブカード機能を内蔵可能)
- クレジットカード利用で自動的にANAマイルを貯めたい(通常の楽天カードでは獲得した楽天ポイントをANAマイルに交換する手続きが必要となる)
参考までにどうぞ。
楽天ゴールドカード:
楽天ゴールドカードは楽天カード株式会社が発行しているゴールドカードの1つ。
年会費がわずか2,200円(税込)で持てるゴールドカードとして人気があるだけでなく、国内空港ラウンジが回数限定ではあるものの無料利用できるメリットもある…と、ゴールドカード初心者におすすめできる1枚といった感じです。
お得さは楽天カードと変わらない:
そんな楽天ゴールドカードは、楽天市場を愛用している方にお得なゴールドカードだったんですが、2021年4月にポイント制度が下記のように改悪済み。
2021年4月1日より、楽天市場にて常時開催しております「スーパーポイントアッププログラム」(以下SPU)のポイント倍率変更に伴い、楽天市場での楽天ゴールドカード(家族カードを含む)ご利用特典ポイント+2倍(期間限定ポイント)を終了します。
- 2021年3月31日まで:
楽天ゴールドカードを利用して楽天市場でお買い物すると、ポイント+4倍- 2021年4月1日以降:
楽天ゴールドカードを利用して楽天市場でお買い物すると、ポイント+2倍
現在では楽天カードとお得さは大差ないゴールドカードとなってしまったので、単純にゴールドカードが欲しい方、楽天カードに電話であれこれ相談したい方、空港ラウンジをたまには使いたい方向けとなりました。
- 単純にゴールドカードがほしい方
- 楽天カードへ電話する機会が多そうな方
- 空港ラウンジをちょっと使いたい方
あらかじめご了承ください。
楽天プレミアムカード:
楽天プレミアムカードは、楽天カード株式会社が発行する上位クラスのゴールドカード。
年会費負担が1万1,000円(税込)かかるものの、海外空港ラウンジが無料で使える「プライオリティパス」が利用可能になるメリットが存在するために、海外渡航が多い方におすすめの1枚になることでしょう。
国内・海外の空港ラウンジを無料でご利用になれます
1,300カ所以上の海外空港ラウンジで使えるプライオリティ・パスに無料でお申し込みが可能です
これだけで年会費の元くらいカンタンに回収できます。
※2025年1月以降、プライオリティパスの無料利用回数に上限が設定されます。ご了承ください。
海外に行かないなら不要かも:
反面、海外になんて滅多に行かない方にとって楽天プレミアムカードは宝の持ち腐れ。
国内利用メインなら年会費の安い楽天ゴールドカードでも十分なので、わざわざ高い年会費を払ってまでこちらのゴールドカードを検討する必要はないかもですね。
- 国内利用がメイン:楽天ゴールドカードで十分かも
- 海外にもよく行く:楽天プレミアムカードを検討してOK
誕生月やプレミアムカードデー等のポイント獲得数アップをフル活用しても、年会費差額相当のポイント獲得はなかなか難しいと思われます。
作成の際はご注意ください。
楽天ブラックカード:
楽天ブラックカードは、楽天カード株式会社が発行している最高峰のクレジットカード。
基本的にインビテーションと呼ばれる招待状を入手した人のみ申込できるクレジットカードとなっているので、どんなに欲しくても自分から申し込みができません。
- 他の楽天カード:自分から申込可能
- 楽天ブラックカード:招待状をもらわないと申込できない
要は楽天カード株式会社に「この人は楽天ブラックカードを持つに相応しい人だ!」と認定してもらってはじめて、申込ができる流れとなります。
利用し続けるしかない:
ではどうすれば楽天ブラックカードを入手できるのか、これは下記2つの条件を満たせば申込可能になる流れ。
現在、楽天プレミアムカードを保有し、かつ当社の定める時点において楽天プレミアムカードのご契約から12カ月以上経過していること
当社の定める12カ月間のカードご請求金額の合計が500万円以上であること
その上で、楽天プレミアムカードの利用履歴が悪くなければ、楽天ブラックカードが入手できることでしょう。
詳しい入手方法は下記記事も参考にどうぞ。
事業決済用の楽天ビジネスカードなども:
楽天カードにはこの他にも事業主向けの楽天ビジネスカードなどが存在。
こちらは経費支払と私的な利用を分けたい方に最適な1枚となっているので、事業用の支出でも楽天ポイントを貯めたい経営者の方は検討ください(楽天ビジネスカードはプレミアムカードを発行した上で追加発行する形となる)。
当然、100円の利用あたり1円分の楽天ポイントが獲得可能となります。
楽天カード選びに役立つ知識:
ここまでで楽天カードの種類や特徴はバッチリかと思うので、今度はどの楽天カードを選ぶのがお得なのかを詳しく解説。
楽天カード選びで迷ったらこちらを参考にどうぞ。
選択可能な国際ブランドについて:
楽天カードでは絵柄&種類等によって若干の異なりはありますが、作成時に下記4つの国際ブランドから好きなブランドを選択可能。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
それゆえ、クレジットカード初心者の方だと『どの国際ブランドを選べば良いかわからない!』という悩みを抱えてしまうことになるわけですが、結論から先にいってしまうとVisaを選べば問題なし。
それ以外の国際ブランドにも個別のメリットは当然あるものの、国際的な普及率、国内での使い勝手を考えたらVisa一択で間違いありません。
JCBやMastercardのメリットについて:
では、JCBやMastercardといったブランドはどういった場合に選択すれば良いのかというと、それはVisa付きのクレジットカードをすでに保有中の場合。
さすがにVisaカードを2枚、3枚と保有してもあまり意味はないので、まだMastercardやJCB付きのクレジットカードを保有していない方は重複を避けた申し込み方をするのがおすすめとなります。
- Visa付きクレカを保有中:JCBやMastercard付きの楽天カード申し込みを!
- Visa付きのクレカは持ってない:Visa一択で問題なし
詳しくは下記記事を参考にどうぞ。
選択可能な券面デザインについて:
主に年会費無料の楽天カードに限った話にはなってしまいますが、楽天カードでは通常デザインの他に、お買いものパンダデザイン、楽天イーグルスデザイン、ディズニー・デザインなどの券面デザインを選択可能(絵柄は頻繁に変わるので現時点での最新デザインは公式サイト参照)。
ただこれらの券面デザインを選択すると、指定可能な国際ブランドが限定されてしまう場合があるのでご注意ください。
- ミッキーマウス デザインが欲しいなら:JCBを選択する必要性あり
- FCバルセロナデザインが欲しいなら:Mastercard or JCBを選択する必要性あり
例をあげるとミッキーマウス デザイン選択時にはVisaやマスターカードは選択できない…などとなります。
楽天カードと楽天ゴールドカードを比較:
楽天カードと楽天ゴールドカードをざっくりと比較した表は下記の通り。
比較項目 | 楽天カード | 楽天ゴールドカード |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 2,200円(税込) |
カード色 | シルバー | ゴールド |
楽天市場ポイント還元率 | 最低3% | 最低3% |
楽天以外ポイント還元率 | 1% | 1% |
国内空港ラウンジ | 利用不可 | 年2回まで無料利用可能 |
ETCカード | 条件付き無料 | 年会費無料 |
明細郵送費 | 有料 | 無料 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
ご覧いただいたように国内主要空港ラウンジが利用できること以外は、それほど大きな差はありません。
- ETCカード:楽天ゴールドカードなら年会費無料
- 明細書発行:郵送費が楽天ゴールドカードなら無料
他、楽天ポイントカード内蔵、楽天Edy搭載可能、ネット不正あんしん制度などのサービスから、代金引き落とし日や支払いサイクル等々はどちらも一緒。
記述がないところだと、自分の誕生日がある月に利用するとポイント2倍になる「誕生月ポイント割増」が楽天ゴールドカードに付いてくることくらいです。
ゴールドカードなのが魅力:
楽天ゴールドカードの魅力は、券面色がゴールド色である点。
- 楽天カード:シルバー色
- 楽天ゴールドカード:ゴールド色
やはり『年会費無料の楽天カードだとちょっとカッコ悪い…』と思う方は一定数いると思うので、そういったクレジットカードにステータス性を求める方は、年会費が多少高くついたとしても楽天ゴールドカードを作っておいたほうが無難かもですね。
年会費2,200円は1ヶ月あたりで考えると税込190円程度…と、家計にも決して大きな負担にはなりません。
付帯サービスを踏まえて比較:
他にも『私は飛行機を使った出張が多いから、国内空港ラウンジを無料で使いたい!』とか、『うちは高速道路を使うことが多いので、ETCカードが無料なのは嬉しいな』というプラスアルファで楽天ゴールドカードに魅力を感じてくれる方であれば、楽天ゴールドカードを選んでOK。
- 空港ラウンジを使う方:ゴールドがお得
- ETCカードを使う方:ゴールドがお得
- 明細書の郵送を希望:ゴールドがお得
大切なのは楽天ゴールドカードのサービス内容に魅力を感じるかどうかなので、そのあたりでどちらを選ぶかの判別をしてもらえればと思います(詳しい比較は下記記事参照)。
楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの比較:
続いて楽天カードが発行している2種類のゴールドカードである楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードはどちらがお得なのでしょうか?
わかりやすく、年会費、ポイント還元率、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、国内外の空港ラウンジ利用などなどの項目でそれらのゴールドカードを比較してみました。
比較項目 | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード |
---|---|---|
名称 | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード |
年会費 | 2,200円(税込) | 11,000円(税込) |
発行費用 | 無料 | 無料 |
更新費用 | 無料 | 無料 |
ETCカード年会費 | 無料 | 無料 |
楽天市場でのポイント還元率(SPU) | 最低3% | 最低3% |
楽天市場以外でのポイント還元率 | 1% | 1% |
ETCカード年会費 | 無料 | 無料 |
明細書の郵送費用 | 無料 | 無料 |
カードの色 | ゴールド | ゴールド |
プライオリティパス | 発行不可 | 無料発行可能(2025年より利用制限あり) |
国内空港ラウンジ | 年2回まで無料利用可 | 無料利用可能 |
海外旅行傷害保険 | 利用付帯 | 手厚く付帯 |
国内旅行傷害保険 | 付帯なし | 手厚く付帯 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
ご覧いただいたように、主な楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの違いで大きく異るのは下記の点あたり。
- 海外旅行傷害保険
- 国内旅行傷害保険
- プライオリティパス
- 国内空港ラウンジの回数制限
つまりこれらの項目に魅力を感じる方は楽天プレミアムカード発行、いやいや魅力に思えないな…という方は楽天ゴールドカードで十分でしょう。
年会費にして8,000円の差はあるのか?
では、これらの項目に年会費差8,000円分の価値があるのか…というと、これは海外旅行や海外出張に頻繁に行く方であれば十分すぎるほどにあり。
中でも楽天プレミアムカード保有者であれば無料発行可能なプライオリティパスは、1枚持っていると海外空港での滞在がグンと快適になるものなので、年に2回以上海外に行くならあると間違いなく便利&お得です(プライオリティパスの詳細はこちら記事を参照)。
反面、楽天市場でお得にポイントを獲得したいだけなら、わざわざ楽天プレミアムカードを選ぶ価値はほとんどなし。
月に楽天市場で16~17万円以上の買い物をする…という富裕層でもなければ、選択肢に含めなくて大丈夫です。
※プライオリティパスは2025年1月に利用制限アリに変更予定です。
楽天ブラックカードを狙いたいならプレミアムカードを:
他、楽天ブラックカードを狙いたい方は楽天プレミアムカード選択がおすすめ。
やはり楽天カードや楽天ゴールドカードよりもプレミアムカードのほうが楽天カード株式会社に対するアピールに繋がるため、楽天ブラックカード目当てならここで年会費を惜しんではいけません(詳しい入手方法は下記記事参照)。
その先行投資が楽天ブラックカード入手へと繋がりますよ。
YOSHIKIデザインなども存在:
楽天カードにはお買いものパンダデザインやディズニー・デザインの他にも、X JAPANのYOSHIKIデザイン、ヴィッセル神戸のイニエスタデザインなどなど、様々なデザインのカードが存在。
他にも期間限定のお買いものパンダデザインが用意されたりするなど、バリエーションがだいぶ豊富になった感があります。
反面、楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードは頑なに券面デザインを変更しないまま。
個人的には買い物好きな女性のためにも、楽天ゴールドカードのディズニー・デザインやお買いものパンダデザインを用意してもいいんじゃないかなと思うんですが、なかなかそうカンタンにはいかないようです。
その他の楽天カード関連知識:
初心者向けの基礎知識では解説しきれなかった、楽天カードのちょっとむずかしい部分についても解説していきます。
ある程度、クレジットカードの知識がある方にとってはこちらこそ重要かと思うので、楽天カードに関する情報をもっと知りたい方は参照ください。
楽天カードの海外利用について:
楽天カードは韓国、台湾、アメリカ、フランスといった海外でも問題なく支払いに使えます。
しかし、楽天カードの中には残念ながら海外での支払いに使いにくいものも含まれているので、自分が保有している楽天カードがそのどれに当たるのか…ということを出発前に確認することが重要。
それ次第で使いやすさがだいぶ違うので、この点にご注意ください。
使いにくいのはJCB付きの楽天カード:
では、どんなことを確認すれば自分が保有している楽天カードが海外旅行時でも使えるのか、それは下記のマークのどれが楽天カード前面に入っているかを確認すればOK。
- Visaのマーク有り:海外で問題なく使える
- Mastercardのマーク有り:海外で問題なく使える
- JCBのマーク有り:海外ではちょっと使いにくい
- American Expressのマーク有り:海外ではちょっと使いにくい
たったこれだけで海外で使いやすいかどうかがわかります。
VisaやMastercardマーク有りなら問題なし:
この時、表面にVisaやMastercardのマークが入った楽天カードを持っている方は、海外での利用を心配する必要はまったくありません。
前述のアメリカ、イギリス、フランス、イタリアといった主要国だけでなく、ブラジル、メキシコ、ナイジェリアや南アフリカ共和国でだって楽天カードを快適に利用可能。
原則、世界中のほぼすべての国や地域で支払いに使えるので、安心して楽天カードを店頭で提示してもらえればと思います。
JCBマーク付きは主要観光地向け:
反面、JCBマークが入った楽天カードを持っている方は、日本人がよく行くような主要な観光地ではないとなかなか使いづらい可能性大。
ハワイ、グアム、ソウル、台北などへの旅行なら問題ありませんが、それ以外の国や地域では支払いに困ることも多いでしょう。
- 日本人がよく行く主要観光地:利用可能
- 日本人がほとんど行かない地域:利用しにくい
同様にアメリカン・エキスプレスのマークが付いた楽天カードも心もとない感じ。海外に行くならVisaやMastercard付きのクレジットカード持参がおすすめです。
三井住友カードと使えるお店の数はほぼ同一:
こう書くと『いくらVisaやMastercardの国際ブランドが付いた楽天カードであっても、さすがに三井住友カードと比べたら使えるお店の数が少ないんでしょ?』なんて思われる方もいるかも…ですが、Visa付きであれば三井住友カードと楽天カードで使えるお店の数に違いはありません。
もちろん海外でカードを紛失した時の対応や、優待が受けられる店舗数などなど、カード会社ごとのサービス内容には違いこそあるものの、クレジットカードを使えるお店の数は99.9%同じ。
たとえ海外であろうとも、使い勝手に違いはないですよ。
※海外でのクレジットカード利用方法やその際の注意点は下記記事を参考に。『支払い方法を聞かれたらどう英語で伝えたらいいの?』といった疑問を解決できるようになります。
楽天カードの保有者数や取扱高:
楽天株式会社のIR資料によると、楽天カードの2020年9月時点での保有者数は約2,076万人とのこと(引用&転載元はこちら)。
日本国内の成人人口は1億人ちょっとであることを考えると、実に5人に1人が楽天カードを保有中になる計算です。
20代や30代に限るともっと多い:
しかも日本の成人人口には楽天市場など使わない高齢男女の人数が含まれているため、推計に過ぎませんが20代や30代に限った話では3人に1人くらいが楽天カードを保有していてもおかしくないのではないでしょうか?
- 成人全体:5人に1人が利用中
- 20代や30代:3人に1人が利用中?
ほんと凄い会員数です。
ショッピング利用額は日本一:
さらに楽天カードは日本で一番支払いに使われているクレジットカードにまで成長。
利用額のみでいえば競合する三井住友カード、イオンカード、三菱UFJニコスなどを大きく上回る結果を残していることを考えると、もはや国民的クレジットカードに成長したといっても良さそうな気がします。
その差はグングン広がるばかりです。
楽天市場での楽天カード利用率:
通販モール「楽天市場」を利用中の方は、ほぼ楽天カードで支払いをしているというデータも存在。
下記のようになんと楽天市場流通額の楽天カード決済比率は66.1%にもなるので、楽天市場で販売された金額の2/3が楽天カード経由となります。
楽天市場流通総額における楽天カード決済比率
まぁ確かにSPUの仕組みを考えると、楽天カードや楽天ゴールドカードで支払わないほうが損ですから、納得の数値といえば数値です(SPUの公式ページ)。
一応この数字は流通額に対する比率:
とはいえ、この比率はあくまで「流通額に対する楽天カードの決済比率」。
実際に楽天市場を利用している方の2/3が楽天カードを使っているというわけではなく、一部のヘビーユーザーや高額利用が多い楽天ふるさと納税利用者が積極的に楽天カードを使っているだけの可能性もあるので、利用者数で考えると半分くらいかもしれません。
- 間違い:楽天市場利用者の2/3が楽天カード利用者
- 正解:楽天市場で販売された流通額の2/3が楽天カード経由
それでも凄い数字なのは間違いないでしょう。楽天市場を使うなら楽天カード作成あるのみです。
利用通知メールが届く:
楽天カードには「カード利用お知らせメール」といって、Eメールでカード利用を通知してくれるサービスが存在します。
これを利用すれば自分がいくらくらい楽天カードを利用しているかの把握がしやすくなるだけでなく、第三者による不正利用もいち早く察知できるため安心そのもの。
カード利用お知らせメール
楽天カードをご利用された際に、ご利用内容をメールにてお届けするサービスです。万が一の不正使用もすぐに発見できます。
- カードの利用内容をメールでカンタンに確認。
- ご家族のご利用状況も把握できて使い過ぎ防止にも効果的。
- オプションサービスの速報版で万が一の不正使用もすぐに発見。
仮に『えっ、こんな場所で楽天カードなんて使ってないけど?』と思ったら即、楽天カードに相談をするようにしてください。
それで盗難保険の申請が可能となります(あなたが利用していないことを証明できれば被害額は補償してもらえる)。
利用通知は即時届くわけではない:
そんな「カード利用お知らせメール」ですが、利用通知は楽天カードを利用したと同時に送信されてくるものではなく、1~2日遅れで送信されてくる点にはやや注意。
- 速報版:約1日後に届くが利用日時と金額のみ
- 正式版:約2日後に届くが利用日時や金額に加えて利用場所も
当たり前ですが、不正利用された時も発覚するまでにやや時間が必要となるのは理解しておいてください。
そうじゃないと万が一の時にあわててしまうだけとなります。
即時通知が欲しいなら他のカードを:
蛇足ですが、楽天カードのすこし遅い利用通知じゃ心配だ…という方は、下記のクレジットカードを利用すると即時利用通知を受けられるのがおすすめ(引用部分は三井住友カードによる利用通知の解説)。
- 三井住友カード(NL)…利用した瞬間にメール通知が届く
- エポスカード…利用した瞬間にメール通知が届く
ご利用通知サービス
カードをご利用いただいた際に、ご利用内容をメールおよびアプリでのプッシュ通知でリアルタイムにお知らせするサービスです。
ただ盗難補償の項目でも解説させていただいたように即時通知が届こうが1~2日遅れで通知が届こうが補償されることには変わりはないので、過度に心配しすぎる必要はありませんよ。
どちらにせよクレジットカードが安全なことには変わりなしです。
楽天カードの締め日&引落日:
楽天カードの締め日&引き落とし日は、楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードともにどれも一緒。
左側の「楽天カード利用日」と書かれた日付に利用した分の支払いが、左側の「代金の引き落とし日」に指定銀行口座から引きと落とされることになります。
楽天カード利用日 | 代金の引き落とし日 |
---|---|
1月1日~1月31日 | 2月27日 |
2月1日~2月28日 | 3月27日 |
3月1日~3月31日 | 4月27日 |
4月1日~4月30日 | 5月27日 |
5月1日~5月31日 | 6月27日 |
6月1日~6月30日 | 7月27日 |
7月1日~7月31日 | 8月27日 |
8月1日~8月31日 | 9月27日 |
9月1日~9月30日 | 10月27日 |
10月1日~10月31日 | 11月27日 |
11月1日~11月30日 | 12月27日 |
12月1日~12月31日 | 翌年1月27日 |
締め日はズレる可能性もあり:
ただこの表はあくまで目安。
だいたい99%程度の確率で当てはまりますが、場合によっては1月30日に楽天カードを利用したのにその代金引き落としが3月27日になる…といった「締め日のズレ」が発生する場合もあります。
- 通常:1月30日利用は1月31日で締められて2月27日に引き落とし
- 稀に発生:1月30日利用分が2月28日で締められて3月27日に引き落とし
これは楽天カードを使われたお店が、楽天カード側にお金を請求する日が遅れる場合があるため。
まぁあんまり頻度よく発生するものではないので、稀にズレることがあるとだけ認識しておけばOKでしょう*1。
前の月にずれることはない:
反面、支払日が翌月に後ズレすることはあっても、前月にズレるといった前ズレはありません。
- あり得る:
2月28日に使った分が4月27日に引き落とし - あり得ない:
5月1日に使った分が4月30日利用として処理され、5月27日に引き落とし
月が変わってすぐに楽天カードを使ったものだから、請求が前の月扱いにならないかどうか心配している方は、ご安心いただければと思います(仮にあったとしたらクレジットカード加盟店による不正請求です)。
引き落としが土日や祝日の場合は?
では、銀行口座から代金が引き落とされる日が、土曜日、日曜日、祝日といった休日だった場合にはどうなるのでしょうか?
これは原則、翌営業日へ締め日が変更に。
翌営業日とは銀行が次に営業をする日のことで、大抵は日曜日の次にやってくる月曜日がそれに当たりますが、月曜日が祝日の場合には火曜日が翌営業日になります(銀行が開いている日=営業日)。
例をあげると5月27日が土曜日の場合、その翌営業日である5月29日(月)に決済が行われる…といった感じ。
- 5月27日(土):銀行が休みなので引き落とし無し
- 5月28日(日):銀行が休みなので引き落とし無し
- 5月29日(月):銀行の営業日なので引き落とし
とにかく楽天カードの引き落としは、平日(銀行が営業している日)にしか引き落とされないと思っておけばOKです。
引き落とし日を変更することはできない:
ちなみに。
『私は給料日が毎月10日だから引き落とし日は27日よりも15日が良いな…』、そんな感じで楽天カードの締め日や支払日を変更できるかどうか気になる方も多いですが、こちらは残念ながら変更不可。
私も個人事業主ゆえ、引き落としは月末ギリギリにかけてもらえると嬉しいんですが、このあたりの変更には一切応じてもらえないため、楽天カードを利用するなら末日締め翌月27日払いへの理解が必要となります。
どうやっても変更はできません。
それでも尚、他の支払日を希望する方は、楽天カード以外のクレジットカード作成を検討するほかなし。
- 三井住友カード(NL):毎月10日か26日から選択可能
- ビューカード:毎月2日が支払日
- JCBカード:毎月10日が支払日
さらに詳しい情報は下記記事を参考にどうぞ。各カード発行会社の引き落とし日がわかります。
楽天ETCカードについて:
楽天カード保有者であれば発行可能なETCカードは、高速道路の利用料金支払いで楽天ポイントが貯まるお得なETCカード。
しかし、楽天市場をあまり利用していない方だと年会費が有料となってしまう場合があるため、利用する際には自分が無料利用できるかどうかを確認する必要があります。
- 条件を満たした場合:年会費無料
- 条件を満たしていない場合:年会費550円(税込)
仮に条件を満たせる自信がないのであれば、年会費無料の別のETCカード発行を検討してください。そのほうがお得です(おすすめのETCカードはこちらの記事参照)。
楽天ETCカードを無料にする条件:
では、肝心の無料化方法は下記の通り。
- 楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードのいずれかを保有中
- 楽天市場の上位ランクである「ダイヤモンド会員」「プラチナ会員」のどちらかであること
両方を満たす必要性はなく、どちらか片方の条件を満たせばそれで無料となるので、面倒な方は最初から楽天ゴールドカードを作っちゃうほうがお得かもしれません。
年会費について
楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードに付帯して楽天ETCカードをお持ちいただく場合、ETCカード年会費は無料となります。
それで楽天ETCカードの年会費を無料できる&楽天市場での買い物がお得になりますよ(楽天ゴールドカードの公式サイトはこちら)。
※いやいや年会費のかかる楽天ゴールドカードなんて持ちたくないよ…と思われた方は下記記事も参考にどうぞ。楽天カード保有でもETCカードを無料化する方法を詳しく解説しています。
楽天バーチャルプリペイドカード:
楽天カード保有者なら楽天バーチャルプリペイドカードというネット専用のカードを別途発行可能(引用はこちら)。
楽天バーチャルプリペイドカードとは
楽天バーチャルプリペイドカードはインターネット専用のプリペイドカードです。あらかじめ購入した金額までお使いいただける使い切り型のプリペイドカードです。
こちらはいわば使い捨てのクレジットカードみたいなものなので、たとえば『ちょっとこの通販サイトには自分のクレジットカード番号を入力したくないなぁ…』という怪しいサイトや、明らかに不正利用されそうな大人向けサイトでも気にせずクレジットカード払いが使えるようになります。
カード名義すら匿名にできる:
しかも楽天バーチャルプリペイドカードの凄いところは、カード名義そのものを自由に設定できてしまうという点。
論より証拠、試しに「RAKUTEN CARDMAN(楽天カードマン)」というふざけた名義で楽天バーチャルプリペイドカードを作ってみましたが、下記のように問題なく作れてしまったくらいなので、本名すら相手側に隠したい場合に使えますね。
更に楽天バーチャルプリペイドカードは新規発行するのも利用停止するのもカンタンそのもの。これならカード漏えい等が起きた場合にも動揺せず対処できるのではないでしょうか?
- 情報漏えいが発生:利用停止すれば安全
- サイトごとの使い分け:複数枚発行すればOK
インターネット通販等に不安を感じている方はもちろん、海外サイトを利用している方もどうぞ(ネット上にカード番号を入力する危険性については下記記事を参考に)。
利用明細書の郵送料について:
どこのお店でいつ楽天カードを利用したのかが一目瞭然でわかる利用明細書。
楽天カードの場合にはこの利用明細書を郵送してもらうと1回あたり別途132円(税込)の費用が必要となります。
- WEB明細書のみ:費用0円
- 郵送で明細書を取り寄せ:1回132円(税込)
対策はカンタンですね。
もし郵送で利用明細書を送ってもらう必要性がないのであれば、パソコンやスマホから明細書が確認&印刷できるWEB明細書機能のみを利用すればそれでOK。
印刷・ダウンロード機能の使用
過去15カ月以内のご利用明細の印刷・ダウンロード(PDFやCSVでの管理)をしていただけます。家族カードやETCカードなどカードごとの個別印刷・ダウンロードも可能です
これで明細書発行にかかる費用を0円にできるので、家計の節約に繋がることでしょう。
楽天ゴールドカードやプレミアムカードは無料:
尚、こちらも楽天ETCカードと考え方は一緒で、楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカード保有者の場合には郵送で利用明細書を送ってもらっても郵送費は0円のまま。
- 楽天カードや楽天PINKカード:郵送は有料
- 楽天ゴールドカードやプレミアムカード:郵送でも無料
楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードは明細書発行費用の対象となりませんので費用はかかりません。
そのため、明細書を通年で必要とする方なら、最初から楽天ゴールドカードを入手することで利用料を0円にすることも出来ますよ。
それで1回132円×12ヶ月=1,584円の負担削減です。
海外利用分には事務手数料がかかる:
楽天カードを海外で利用すると、各国際ブランドごとに下記の事務手数料が必要になります。
- Visa:2.2%
- Mastercard:2.2%
- JCB:2.2%
- American Express:2.2%
この時、事務手数料と聞くと『おいおい!海外で利用するだけで手数料を取るのかよ!』って思う方もいるかもですが、事務手数料はいわば外貨に交換する際に必要な両替手数料のようなもの。
むしろこのくらいの手数料で外貨に両替してくれるのであれば良心的すぎる手数料設定とも言えるので、この負担はもう仕方のないものだと思ってもらえればと思います。
事実、成田空港や関西国際空港で日本円を外貨に両替する場合には、こんな手数料じゃ済みませんよ(米ドルやユーロならともかく、インドルピーや南アフリカランド等に交換する場合にはこの5倍前後の手数料が必要となることを考えると割安な手数料ということ)。
よくある質問とその答え:
楽天カードに対する疑問がまだまだある…という方のために、Q&A形式でよくある質問とその答えを作ってみました。
初歩的な疑問から専門的な疑問まで、抱えている疑問はここで解消ください。
Q.楽天ポイントカードと楽天カードの違いは?
楽天ポイントカードと楽天カードの違いがよくわかっていない方も多いようですが、これらのカードは明確に異なるもの。
楽天ポイントカードは楽天ポイントが貯まるお店で提示してポイントを貯めたり使ったりするためだけの「ポイントカード」ですが、楽天カードは買い物での支払いに使えたり、お金を借りることが出来る「クレジットカード」となります。
わかりやすくその違いを表にまとめるとこんな感じ。
比較項目 | 楽天ポイントカード | 楽天カード |
---|---|---|
分類 | ポイントカード | クレジットカード |
年齢制限 | 誰でも持てる | 原則18歳以上 |
入手について | 誰でも持てる(審査なし) | カード会社が許可した人のみ(審査あり) |
買いもの | できない | できる |
お金の借り入れ | できない | できる |
こう比較してみるとその違いが明確なのではないでしょうか?
楽天カードは楽天ポイントカード内蔵:
その上でわかりにくいなぁ…と思うのが、楽天カードにも楽天ポイントカード機能が内蔵されていること(新規に楽天カードを申込した場合にはもれなく楽天ポイントカード機能が付けられている)。
楽天ポイントカード機能付き楽天カードには、表面にロゴ、裏面に楽天ポイントカード番号が記載されています。
要は楽天カードを入手すれば楽天ポイントカードも同時に入手できるので、この辺がゴチャゴチャになると楽天ポイントカードと楽天カードの違いがわからなくなりやすいかもですね。
まだよくわからない…という方は、下記のように考えると単純明快かなと思います。
- 楽天ポイントカード=楽天ポイントカード機能のみ
- 楽天カード=楽天ポイントカード機能+クレジットカード
難しいことはなにもありません。
Q.AmazonやPayPayモールでも使えるの?
楽天カードを競合企業であるAmazonやPayPayモールでも使うことが出来るのか…というと、これはまったく問題なし。
そもそも楽天カードは楽天市場でしか使うことができないハウスカードと呼ばれるカードではなく、どこのお店でも支払いに使えるクレジットカードなので、たとえ競合サイトであろうと気にせず使ってしまってOKです。
AmazonやYahoo! JAPANに利用を断られることもありません。
私はAmazonでよく使っている:
論より証拠、私はAmazonで楽天カードを利用中。
当然、Amazonであっても楽天カードで支払いをすれば100円あたり1円分の楽天ポイントが獲得可能なので、楽天市場派の方は楽天カードを使ってしまってください。
それでザクザクと楽天ポイントを貯めることが出来ますよ。
※Mastercardブランドの楽天カードをAmazon.co.jpで利用すると、ポイント還元率が500円あたり1ポイントになります。ご注意ください。
Q.初めてのクレカが楽天カードでも大丈夫?
過去にクレジットカードを作ったことがなく、楽天カードが初めてのクレジットカードになっちゃうんだけど、それって大丈夫?
そういった初めてならではの心配をお持ちの方は多いかと思いますが、当記事の中でも解説させていただいたように、楽天カードは今や2,500万人以上が保有する国内でも指折りのクレジットカードに成長済み。
- 保有者数:2,500万人以上が保有
- 利用額:国内No.1のクレジットカード
そのため、過去のように新興クレジットカードだから初心者にはおすすめできない…とか、中堅クレジットカード会社だからセキュリティ面に不安が…なんて状況はもうありません。
老若男女、すべての方に自信をもっておすすめできる1枚です。
セキュリティ対策も万全:
また、楽天カードはセキュリティ対策にも魅力あり。
下記のように365日24時間体制で不正利用を監視する検知システムが備わっているので、仮に海外における不正利用や不相応な高額利用などがあった際にはカード利用が停止することになります(引用元はこちら)。
不正検知システム
弊社では、カード番号の悪用、紛失盗難カードや偽造カードの不正使用を未然に防止することを目的とし、不正検知システムを導入しております。
カードのお取り引きごとに、不審な点がないか 24時間365日の監視体制でモニタリングを行うことで、不正使用の早期発見に注力しております(中略)。
<例えばこんなとき・・・>
- 高額なカードの利用があり、直近のカード利用時間と場所から見て、同一人物の利用とは考えられない場合
- 海外にて高額の利用があった場合
実際、私も過去に楽天カード側から「○月○日の○円の利用はあなたが行ったものか?」という確認が入ったことがあるほど。
この時は国民年金保険料の引き落としでしたが、こういった具合に楽天カードは365日24時間体制で不正利用がないかどうかの検知を行っているため、カード利用に不安がある初心者の方も安心でしょう。
過度に怖がる必要性はありません。
Q.楽天カードの券面デザインは変更できる?
通常デザインの楽天カードを保有しているけどお買いものパンダデザインに変更したいとか、FCバルセロナデザインが少し恥ずかしくなってきたから通常デザインに戻したい…といったような、楽天カードの券面デザイン変更は出来るのでしょうか?
これは可能といえば可能。
しかし、一旦、保有中の楽天カードを解約した上で再申し込みする必要が出てくるので、下記のようなリスクが生じます。
項目 | 解説 |
---|---|
入会審査 | すでに楽天カードを保有中の方でも、退会&再入会時に行われる審査によって落とされる可能性があります。 |
使い勝手 | カード再申し込みによって入手できる楽天カードはクレジットカード番号や有効期限が異なるので、電気代やガス代などの支払いを再手続きする必要性があります。 |
楽天Edy | 楽天Edyを利用中の方は、電子マネー残高を使い切ってから破棄する必要性があります(オートチャージ機能を停止させるのを忘れずに!)。 |
Apple Pay&Google Pay | スマホで楽天カードを利用中の方は、楽天カード再入会後にApple PayやGoogle Payに再登録する必要性があります。 |
そのため、よほどデザインが気に入らない場合以外は切り替えないのが無難。
切り替えによって再入手できないことだってありえますし、携帯料金や税金等、絶対に支払い漏れを起こしてしまってはいけないものの再設定を忘れてしまうこともあるので、ご注意ください。
再入会すれば入会特典がもらえるのでは?
ちなみに。
『楽天カードのデザイン変更には再入会が必要なのはわかったけど、再入会OKということはまた入会特典がもらえる分だけお得なんじゃないの?』
そう思った方もいるかもですが、楽天カードは初回入会時のみ入会特典がもらえるクレジットカード。
- 新規入会時:入会ポイントが貰える
- 再入会時:入会ポイントは貰えない
当然、再入会時には入会ポイントはもらえないので、淡い期待は抱くだけ無駄ですよ。
現在お持ちのカードを退会されてからの再入会では新規入会特典はお受け取りになれません。
あわせてご注意いただければと思います。
Q.楽天PINKカードは男性でも作れるの?
男性でも楽天PINKカードの申込は可能なのかどうか…というと、これはまったく問題なし。
- 間違い:楽天PINKカードは女性向け
- 正解:楽天PINKカードは男性でも申込可能
ピンク色のカードデザインや可愛らしい感じのミニーマウスに抵抗がない方は、気にせず申込をしてしまってOKです。
それで楽天PINKカードを入手できることでしょう。
メリットはあまり多くはない:
ただ無理やり楽天PINKカードを申し込む必要性があるのかどうかはやや疑問符。
月額税込330円分の楽天グループ優待サービスを活用できる方であれば意味があるのかもしれませんが、それ以外の方はデザインのみでどのカードにするか選んでしまって問題ないものと思いますよ。
楽天カードでも楽天PINKカードでも大差はありません。
Q.国際ブランドを今から変更できる?
保有中の楽天カードや楽天ゴールドカードの国際ブランドを変更したい方は多いかと思いますが、ブランドの変更はかなり大変なもの。
一度、保有中の楽天カードを解約した上で再度、楽天カードに申込をするしかなくないので、どうしても…という場合以外は避けたほうが無難でしょう(引用元はこちら)。
Q.持っているカードの国際ブランド(Mastercardなど)を変更したいのですが、どうすればいいですか?
A.弊社ではカードのブランド変更はうけたまわっておりません。現在お持ちの楽天カードをご解約のうえ、再度新規にてお申し込みいただく必要がございます。
VisaからMastercardへの変更、MastercardからJCBへの変更などなど、どんな場合でもこの条件は変わりません。
どうしても別ブランドがほしいなら追加発行を:
ではどうするのがおすすめなのか…というと、これは手持ちの楽天カードを切り替えるのではなく、追加で2枚目のカードを発行してもらうのがおすすめ。
2枚目のカード
今お持ちのカードに加えて、もう1枚作成できるようになりました。
その際に希望の国際ブランドを選択すれば、楽天カードを解約&再入会することなくVisaやJCB付きの楽天カードを入手することができますよ。
どうしても国際ブランドを切り替えたい方は参考にどうぞ(国際ブランドごとの特徴やメリット&デメリットは下記記事参照)。
Q.AMEXを選択するメリットはあるの?
楽天カード作成時には国際ブランドを選択できるわけですが、その際、アメリカン・エキスプレスを選択するメリットはあるのでしょうか?
これは率直に言ってまったくなし。
どんな場合もアメリカン・エキスプレスを選択するメリットはほぼ無いので、最初から選択肢にいれなくてOKです。
アメックスはなぜ除外してOKなのか?
参考までにアメリカン・エキスプレスを選択肢から除外してOKな理由も軽く解説しておきます。
一番大きいのは使えるお店が国内外で少なめな点。
まぁ国内のみに限定すれば使えるお店はそれなりに多いのですが、Visa、Mastercard、JCBと比べると見劣りしてしまうので、あえてアメックスを選ぶ理由がありません。
2つ目はアメックス保有者であれば利用できる優待&割引制度「アメリカン・エキスプレス・コネクト」において、使える特典が非常に少ない点。
他のクレディセゾン、三菱UFJニコス、エムアイカード等が発行しているアメリカン・エキスプレス付きのクレジットカードと比べ、楽天カードは著しく特典&割引が少ないどころかまったく存在しない場合もあるくらいです(公式サイトには下記のような記述があるが実際に使える特典はほとんど無し)。
「アメリカン・エキスプレス・コネクト」では、アメリカン・エキスプレス・ブランドのカードをお持ちのお客様だけが利用可能な優待特典を多数提供。ショッピングからエンターテイメントまで様々な場面で特典が充実。
こんな感じでアメックスを選択するメリットはほとんどなし。
強いていうならアメックスのブランドロゴがついた楽天カードなら少しは格好いいかもしれない…というのがありますけど、楽天カードはどこまでいっても楽天カード。
アメックスが付いているからといって周囲からの印象が変わるということはありませんよ(むしろプライドが高いとか、見栄を張ってると思われる?)。
周りの印象が気になる方は下記記事も参考にどうぞ。
Q.ディズニー・デザインにはTDR特典はあるの?
ミッキーマウスデザインやミニーマウスデザイン等の楽天カードを保有していれば、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーでなんらかの優待を受けることは出来るのかどうか…というと、これはまったくなし。
- 東京ディズニーリゾートでの特典:なし
- 入会時に貰えるオリジナルグッズ:なし
- 保有者だけが応募できる懸賞企画:なし
公式サイトも下記のように断言してるくらいなので、現時点を含め、将来的にも東京ディズニーリゾート固有の優待が備わる可能性は低いものと思われます。
Q.ディズニー関連の特典等、何か付帯サービスはついていますか?
A.現在のところ、ディズニー関連の特典等の付帯予定はございません。機能・サービスについては通常デザインの楽天カードおよび楽天PINKカードと同様となります。
要するに券面デザインがディズニー絵柄であること以外にメリットはありません。
JCB固有の特典はある:
とはいえ、優待やサービスがないのは楽天カードに限った話。
ミッキーマウスデザインやミニーマウスデザインを選択した場合には自動的に国際ブランドがJCBとなるため、そのJCBキャンペーンを利用してディズニー関連のメリットを受けることは可能といえば可能です。
代表的なのがJCBマジカル。
こちらはJCB保有者向けに東京ディズニーランドを貸し切ったイベントを行うので、キャンペーンに応募&当選すれば特別イベントを堪能できますよ。
当日は来園者も少なく、スプラッシュマウンテンやビッグサンダーマウンテン等のアトラクションに乗りやすいと評判です。
Q.入会ポイント目当ての入会は問題ないの?
楽天カードにはさほど魅力を感じないけれども、入会特典としてもらえる楽天ポイントが魅力的だから申込したい!
そんな希望をお持ちの方が心配なのは、入会ポイント目当てで申込をして良いのか…という点かと思いますが、こちらはまったく問題なし。
ポイント目当てだろうが、楽天市場での獲得ポイントアップが目的だろうが、どんな理由にせよ楽天カード申込に理由は関係ありません。
楽天カード側もそんなことはわかっている:
ではなぜ入会ポイント目当てでの楽天カード申込が問題ないと言い切れるのかというと、これは楽天カードだって入会ポイントを設定している以上、それ目当ての申込が来ることくらいわかっているから。
- 間違い:入会ポイント目当ての申込は迷惑
- 正解:入会ポイント目当ての申込は大歓迎
いわば楽天カードは申込希望者を増やすために入会ポイントを設定しているだけに過ぎないので、申込側である私たちがそれを気にする必要性はないのです(入会ポイント=カード会社側が用意しているエサのようなもの)。
仮に楽天カード側がそれを嫌がるなら、最初から入会ポイントなどプレゼントはしていません。
使い続けてもらえるかどうかはカード次第:
それに楽天カードは入会ポイント目当ての申込者をかき集めているわりには、退会率が少なく、利用率が高いクレジットカードであると言われています。
論より証拠、楽天カードは顧客満足度調査1位の常連カード。
これは入会ポイント目当てで楽天カードを手にした方が、楽天カードの使い勝手に満足しているなによりの証拠なので、いかに楽天カード側がサービス内容に自信を持っているかがわかりますね(ポイント目当ての入会希望者でも自社カードの愛用者になってもらえる自信があるということ)。
私たちは気にせず申込あるのみとなります(楽天カード申込はこちら)。
Q.楽天カードの解約手続きは大変?
楽天カードを作ってみたい気持ちはあるのだけれども、一度入手をしたらなかなか解約させてくれないんじゃないか…と心配になる方もいるかもですが、楽天カードの解約は非常にカンタン。
楽天カードに電話をして解約を希望する旨を伝えるだけで解約が可能となっているので、『あの手この手で解約をさせてくれないのでは?』と過度に不安になる必要はありません。
わずか3~5分程度の作業で解約完了となります。
楽天ポイントはそのまま残る:
楽天カードの良いところとしては、クレジットカードの解約手続きをしたとしても楽天IDが残り続ける点。
つまりクレジットカード解約によって楽天ポイントが失効することにはならないので、楽天カード申込&解約が楽天ポイントに影響を与えることはありません。
Q.カードを解約すると保有していたポイントはどうなりますか?
A.楽天カードを解約しても、貯まったポイントは楽天会員の方はそのまま継続してご利用になれます。
クレジットカードを使うかどうかで悩んでいる方も、安心して申込してもらえればと思います。
楽天カードは過去、三井住友カード発行だった:
現在の楽天カード株式会社が誕生する前、楽天カードの発行を担当していたのはなんとあの三井住友カード株式会社。
- 現在の発行担当:楽天カード株式会社
- 過去の発行担当:三井住友カード株式会社
しかもその際に発行していた楽天カードは現在のシルバー色をしたデザインではなく、真っ白なホワイトカラーの楽天カードというんだから、過去を知らない方からしたら少し驚きの情報かもしれません。
ちなみに当時、楽天カード社内の方に聞いた話だと、ホワイト色をカードの縁にまで施したのは楽天カードがはじめてだったとのこと。
そんなこだわりのホワイトカラーを捨てて今のデザインに変更した理由はわかりませんが、今となってはシルバー色のほうがしっくりくるから不思議です(変更当時はホワイトカラーのほうが格好いいのに!と思ってた私)。
さぁ楽天カードを作ろう:
ここまで長々と楽天カードについて解説をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
これで楽天カードの基礎知識からその選び方までが一通りわかったはずなので、入会ポイント目当てでもなんでも構いません。
是非、この機会に楽天カードの申込に挑戦してもらえればなと思います。
以上、専門家が楽天カードをわかりやすく解説(2024年版)!初歩的な疑問解消から、楽天カード選びに役立つ知識までをまとめました…という話題でした。
参考リンク:
楽天カード以外にもおすすめのクレジットカードが知りたい方は下記記事も参考に。
クレジットカードの専門家が、今、一番お得だと思うクレジットカードを紹介しています。
*1:こういう請求月のズレがあると、「もしかしてあのお店で使った支払いが請求されていないかも!?ラッキー!」なんてぬか喜びをすることになります。しかし実際には処理が遅れているだけなので、後々、しっかり請求されるだけですよ。